scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

『小説バトン』もらってきました

TOM-Fさんと山西左紀さんのやっていらっしゃった小説バトンをいただいてきました。あいかわらずあまり面白くありませんが、興味のある方はどうぞ〜


Q1 書くならパソコン? 携帯? パソコンなら使っているツールを教えて下さい。

A1 基本はMacです。「Macで小説」この話題だけはどいうわけか毎回すごい勢いで検索されています。もう一度書きます。ツールはScrivenerというエディタです。基本英語ですが、日本語化もできるようです。もちろん英語メニューのままでも日本語の小説は問題なく書けますよ。設定も、必要な資料や写真もすべてこのエディタの書類の中に突っ込んでおけます。そして、小説部分を書けたところまでe-Pub形式に書き出してiPhoneに突っ込み、iBookで推敲をしています。もっとも一度、旅行中にiPhoneのメモ帳だけで一本書いたことがあります。「夜のサーカスと紅い薔薇」ですね。


Q2 下書きはしますか?

A2 しません。もともと、頭の中で何度も何度も場面が再生された後、それを書き取っているような感じなので。で、勢いに任せて書くと、順番がおかしかったり、てにをはが狂っていたりするので、それを推敲で整えていきます。


Q3 執筆は早い方?

A3 ええと。早いと思います。というか、「速いだけが取り柄」かもしれません。ただ、それは書くモードになっているときだけで、書くつもりがないと十年で二本なんて寡作なこともあります。


Q4 今まで何作書きましたか?

A4 ……。わかりません。デジタルで残っているものだけなら数えられますが、昔の手書きのものを含めるといったいいくつになるやら。このブログ(およびfc2小説)で発表した小説は読み切りが43、中編が4、長編が3、外伝系読み切りが12くらいあります。(きちんと数えられなかった)う〜む、やけに多いぞ。


Q5 尊敬する作家、影響を受けた作家は?

A5 これもしつこいくらい書いているのだけれど、思想の面でヘルマン・ヘッセ。それから小説家たるもの、あそこまでいろいろなことを知っていなくちゃいけないんだと心から感心しているのがマイクル・クライトン。どちらの作品も大好きです。


Q6 書くにあたって気をつけてること、自分ルールは?

A6 奇をてらった文章はできるだけ書かないようにしています。具体的には、例えば、たいていの方が辞書を引かなくてもわかるような平易な単語を用い、一息で読める程度の長さで文を切るようにしています。それから、ブログのお友達の作品の二次創作やコラボをするときの自分ルールですが、お借りしたキャラの設定を動かさない(勝手に愛の告白させたり、くっつけたり、抹殺したりしない)というのと、お借りした世界で勝手に増やしたキャラは一掃するようには氣をつけています。


Q7 キャラ設定は細かくする方?

A7 するときと、全くしないときがあります。長編はかなり細かく設定しているはずです。基本的に、私の小説はまず私の脳内で映像化してから書き始めるので、私の中ではすべてのキャラは何らかの視覚イメージを持っています。だから外見の設定はしていますよね。ただ、どこで生まれたかとか、好物は何とか、そこまではしないこともありますね。


Q8 ここだけの秘密、あのお話の裏設定を聞かせて。

A8 本編とはまったく関係ないのですが、「大道芸人たち」のヒロイン蝶子の妹の名前は華代といいます。そう、「蝶よ花よ」から来ています。以前は第二部には蝶子の姪がヨーロッパ留学をしてきて、そこでヴィルに疑似横恋慕してという話があったのですが、馬鹿っぽいのでやめました。そうでなくてもいろいろと(親子問題で)複雑なので。


Q9 自分で執筆した作品は好きですか?

A9 ええと。はい。しょーもないくらい好きですね。一番繰り返し読んでいる小説の作者はという質問があったら自分をあげなくてはならないという痛いことになっております。


Q10 今後書いてみたい設定など教えてください。

A10 時代物ですかね。ひとつは平安時代のお話。「樋水龍神縁起」の安達春昌と郎党次郎の二人旅の話。もうひとつはだいぶ前に発表した「明日の故郷」のアレシアとボイオリクスの話。どっちも勉強が足りていなくて……。ま、そのうちに。


Q11 このバトンは……

A11 えっと、物書きのみなさんで、まだやられていらっしゃらない方、いかがでしょうか。

関連記事 (Category: もの書きブログテーマ)
  0 trackback
Category : もの書きブログテーマ
Tag : 小説

Comment

says...
 おはよう御座います。
場面を再生して 其れを言葉に置き換えている… そんな感じなのかなぁ。
あっでも 解る。八少女さんの小説は確かに 読んでいる此方からも映像として想像しやすいです。

時代物かぁーー 確かにこれは 半端な知識では書けない分野ですものね… SF 系も辛いが… 時代物も辛いなぁ。

2013.11.09 23:37 | URL | #- [edit]
says...
このバトンは、以前大海さんがされてて、私もやってみようかなと思っていたのです。
今ちょうど、雑記ネタがないので、お借りしてもいいでしょうか。

自分のことを書いても、ほかの人には面白くないかなと思っていたのですが、こうやってみなさんのバトンを読むのは、とても面白いですね。
特に小説に関しては。

八少女さんも、あの長編を、下書きなしで書いてらっしゃるのですね!!
これがいつも、驚きなのです。みなさん、まず頭の中でちゃんと組み立てて、そこからPCに向かわれるんだなあ~。
でも、プロの作家さんもほとんどがそうですもんね。
紙に書くのは・・・時間のロスなのかなあ><

ああ、影響を受けた作家さんが・・・かっこいい。
でも、なんとなくわかります。クールな文体や、思考が、どこかあちらの香りがして。
八少女さん独特な雰囲気は、やはりそういった作家さんの影響もあるのでしょうね。
日本の作家さんでは、どなたか、お好きな方はいらっしゃいますか?
(といっても、私も編読なので、あまり広くは知らないのですが)

そして、帰郷はどうですか?
いろいろ、移動されて楽しんでらっしゃるのでしょうか。
(今日は天気が荒れそうですね)
2013.11.10 01:22 | URL | #- [edit]
says...
私も車輪の下からは結構影響受けました
暗い性格なので…

映像で考えるんですね
私は映像と言うよりは話で考えるので
絵にするのに苦労してたりします
それと私は自分で描いた過去の作品が読み返せない///
2013.11.10 11:04 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

想像しやすいですか。それは嬉しいなあ。
自分がイメージしていないところ、背景やら細部はまるっきり無視しているところがあるのはそれでだったりします。

そうなんですよ。時代物は、目の前に浮かんでいるものが大体正しいのか確信できないので、裏を取る作業が大変なんですよね。SFよりも「それは絶対に違う」と誰かに断言されてしまう可能性が高い。でも、ぼつぼつトライしようと思っています。

コメントありがとうございました。
2013.11.10 12:15 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
大海です。私がやっていたのは、実は似たバトンだったのですけれど、ちょっと違うのです。で、私もこのバトンはいつかやらせていただこうと思っているのです。
というのも、前のはFc2の管理画面から拾ってきて、あまり長文を書けなかったのですよね~。
で、ちょっと掘り下げて書いてみたくて。
なので、TOM-Fさんは別のところから拾ってこられたのです。limeさん、夕さん、そしてTOM-Fさん、紛らわしくてごめんなさい。
よく似たバトンが色々あって、確かに質問は重なっていますよね……
で、前と同じ質問なのに、違う答え書いていたりして。
そんな自分が面白かったり。

私もそのうちチャレンジさせていただきますね。
このバトンって、皆さんとの類似点と相違点が分かって面白いですよね。
裏設定のところが面白い~
2013.11.10 12:19 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんばんは。
ご指摘ありがとうございました。どこで見たんだろうと思っていましたよ。
そして、もらってくださるのですね。嬉しいです。limeさんの執筆の秘密はみなさん興味津々だと思いますよ。私も読みたいです。

私が紙に下書きをしないのはですね。字がウルトラ汚いからでもあるのです。思考に追いつくほどの速さで何かを書こうとすると、ものすごい字になるのです。多分後からは読めません(笑)それと、実は手書きほどではありませんが、打ち込む速度もさほど速くないので、両方やっているとものすごい時間がかかってしまうのですね。アイデアのようなものは、浮かんだときに紙に走り書きをすることはあります。

ヘッセというのはかっこいいですよね。でも、あの格調の文を書ける訳ではないので(笑)

日本の作家で、「こういう作品を書けたらいいな」と思ったのは福永武彦です。一番好きな作品は『風のかたみ』です。私はあまり読書量が多くなくて、さらにあまり日本の本に触れる機会がないのですが、小説書き視点ではなくて、単純に最近読んで好きだなあと思ったのは梨木香歩著『家守綺譚』。でも、田辺聖子著『姥ざかり』みたいなすかっとする話も実は大好きだったりします。

そして、日本、楽しんでいます。ありとあらゆる「日本に帰ったらこれ食べる」を消化するのに忙しく、さらに、雑貨天国に魅せられてすごい量のものを買い込み……。明日から出雲&伊勢めぐり旅行で、たぶんlimeさんのお側も通るんじゃないかなあ。ああ、どうか天候に恵まれますように。お氣遣いありがとうございます!

コメントありがとうございました。
2013.11.10 12:30 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは

ということは、ダメ子さんはきっとトーマス・ハーディの「日陰者ヂュード」なんかも愛読なさっているのでは! あれも救いもなく暗いですよね。

ええ。そうなんですか。お話で考えて、それをマンガにするんですね。面白いです。
毎回、よく面白いオチを考えつくなあと感心しているのですよ。
そして、なぜあんなに面白いのに読み返せないんですか! 
暇だと自分の作品を読んでいる自分が間抜けに見えてきました(笑)

コメントありがとうございました。
2013.11.10 12:37 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

ああ、そうでしたか。
fc2のバトンって、確かに回答欄がかなり短いですよね。
そうなんですよ。この手のバトン、そろそろ「どの質問にももう答えたかも」になりつつあります。

そうなんですよね。
類似点と相似点がくっきりしますよね。あと、意外な方法で小説を書いていらっしゃるのがわかったり、もしくはこだわりどころが自分ととても違うのでびっくりしたり。

裏設定は、本編には出てこない分、バトンを読んだ人だけの特典みたいで嬉しくなりますよね。だからってどうという訳ではないんでしょうけれど。

明日あたり、お近くを通りま〜す。

コメントありがとうございました。
2013.11.10 12:48 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
夕さんの回答とても興味深く読ませていただきました。
皆さん下書きをしないと書いてらっしゃるような気がしますが、サキのやり方が変なんじゃないということが判りました。かまわないんだ。
そうですね。夕さんはとても早いです。そして味わい深い上にきちんと作り上げられています。それはすごいことだと思いますし、羨ましいことでもあります。
アナログ時代からずっと書いておられる様子ですので、そのぐらい作品があってもサキは驚きません。それもすごいことだと思います。
先はかなわないなぁ、と思っています。
尊敬する作家を持っていらっしゃるだけでも羨ましいですが、そうですねカッコいいです。サキは読んだこともないんですよ。
「たいていの方が辞書を引かなくてもわかるような平易な単語を用い、一息で読める程度の長さで文を切る」あ、これ勉強になります。
脳内の映像化のお話しはサキもなるほどと思います。ステップは随分違っているようですけど。
“蝶よ華よ”は神戸のお話しで出てきましたね。
楽しいバトン読ませていただいてありがとうございました。
2013.11.10 14:09 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
裏設定を教えてもらって
「へぇぇ」って、何だか嬉しくなっちゃいました。(笑)

そして理由はうまく説明できないのですが
夕さんがご自身の作品を何度も読み返すと聞いて
これもまた何だか嬉しくなっちゃいました。
たぶん、同じ小説家のファンをだぁぁ♪の心理。
いや、作者本人なのは重々わかってますってば!(笑)

私も時々自分の過去の落書き詩を読み返したりします。
「ぁぁ、わかるわぁ…。」
とか共感しては

「書いたの私なんだから当たり前だろ!」
っと、一人突っ込みしたりします。(爆)

2013.11.10 18:11 | URL | #- [edit]
says...
こんにちは。

同じものを二度書くのって面倒に思ってしまうのです。だから、手書き時代の作品はそのまま放置しています。

早いのは実は私の集中力があまり持たないからでもあります。うかうかしているとお話がにげていってしまうのです。それに長い間離れているキャラへの愛着も薄れます(笑)

ヘッセの「デミアン」だけはドイツ語でも読みました。そのくらい好きです。でもマイクル・クライトンは「ジュラシック・パーク」の人ですから読みやすいです。

文章そのものの美しさを優先なさる方もあり、それがその方の素晴らしさだと思うのですが、私は「わかりやすい」の優先順位が高いのです。

サキさんも映像派だろうなぁと思いました。読んでいて浮かびますもの。

コメントありがとうございました。
2013.11.11 02:31 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

大した裏設定じゃないですが、色々と試行錯誤したあとが現れますね。

そして、ファンなんておっしゃっていただけると嬉しくて木に登ってしまいます。
akoさんもご自分の作品に共感してしまうことがあるんですね。
実は私も「ああ、おなじこと言いたかった」と思ってしまってから自分で書いたんだと想い出して真っ赤になったことがあります。

こんな痛い私ですが今後ともお見捨てなく。

コメントありがとうございました。
2013.11.11 13:43 | URL | #9yMhI49k [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:https://yaotomeyu.blog.fc2.com/tb.php/722-e7aff390