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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

再びスイスです

日本国旗

三週間の休暇を終えて、スイスに戻ってきました。

いつも同じことを思うのですが、最初の一週間はゆったりと過ぎる休暇も二週間目くらいから駆け足になり、最後は「え?」と言っている間に終わってしまいます。

今回の帰国は私にとってはちょっといつもと違うものでした。

一つ目は、ブログのことを何となく氣にしながらの帰国だったこと。二年前の帰国のときには、ブログを始めていなかったので、メールで友人と連絡するために日本にあるMacを少しは使っていたのですが、今回は、ブログのコメント返しや訪問のためにもMacの存在がとても大切になっていたことです。とくに、休暇中とはいえ「あの人のブログでは今日が小説の更新日」とか「あそこでしたコメントにお返事来たかなあ」もしくは「あ。いま通ったここは、ブログのお友達の○○さんが近くにいるはずのところだ」なんて、かなりブログ中心の生活になっていることを実感させられました。まあ、加えて、休暇中なのに仕事のために会社と連絡を取ったりもしなくてはならず、さらに老いた母親がiPadを使える環境を整えるべく頑張ったりもしていたのです。

二つ目。これは後々、写真入りでご紹介するつもりなのですが、今回の日本国内旅行は出雲と伊勢の両方を参拝してきました。別に私はもともとそれほど神道に帰依している方ではなく、というか、じつはカトリックの幼児洗礼も受けている身だったりするのです。にもかかわらずこうなってしまったのは、やはり「樋水龍神縁起」という自作小説の影響が強いと思います。自分の小説に影響されてどうする。

三つ目。いや、これはとても個人的なことで読者のみなさまにはかなりどうでもいいことですが(というか、上の二つももちろんどうでもいいことなんでしょうけれど)、今回、衝撃の事実が判明し、かなり動揺しています。この二十年間の根底を揺るがすような話で、歴史に「IF」は存在しないとはいえ、二十年前にその事実を知っていたら、みなさまがここで読んでいるこのブログも、スイスに住んでいる私も、「大道芸人たち」もへったくれもなかったかもしれない、そんな事実。

とはいえ、「銀の舟に乗って」という小説でも書いたように、時間は一方向に流れ、人間は過去の「もしあの時」の時点には絶対に戻れないのが現実です。私は、スイスのリュシアン(仮名)の元に戻り、この二十年間築いてきた人生を全肯定しつつ次に進むことになるのでしょう。

ですから、親しいみなさまのブログ生活の中には、あいもかわらず「scribo ergo sum」が存在し続け、小説やら、旅行記やら、しょーもないグルメ日記などが何もなかったかのようにアップされ続けることになります。これからも当ブログをよろしくお願いいたします。
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Category : 思うこと

Comment

says...
三つ目が気になります。
内緒なんでしょうけど。
2013.11.23 11:43 | URL | #em2m5CsA [edit]
says...
お帰りなさい、というべきなのかどうか迷いますが、帰国ツアーお疲れさまでした。
旅行だけではなく、いろいろあったようですね。ずいぶん衝撃的な言葉が並んでいて、いささか心配になりましたが、ブログで拝見する八少女夕さんのお人柄なら、乗り越えて行かれることと信じています。Dum Spiro Spero ですよね。
日本もここのところ、めっきり寒くなって、関西の平地でも紅葉がかなり進んできました。スイスでは、もう冬が近い季節でしょうか。くれぐれも、ご自愛くださいね。
2013.11.23 11:44 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
どうでも良いことではなくて、サキはかなり気にしているんですけど……。
夕さんがこんなに言葉を書き連ねると言うことはそうとうなことなのかな、と思ってしまいます。
でも、サキがどうこうできるわけでも無いので、そっとしておきます。
人間って生きているといろいろあるんですね。分っていないなりにそんな感想を抱きました。そして、サキだけが悩みを抱えているわけではないんですね。
申し訳ないんですけど、ちょっとホッとしていたりなんかして……。
すみません。
サキも悩みながら次に進むことになるのでしょう。

お帰りなさい。
こちらこそよろしくお願いします。
2013.11.23 14:54 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
お帰りになられて良かった(^^)
ブログのこと、自分が書いている物語の世界に近づきたい気持ち、色々よく分かります。
3つ目のことは何かは明かされないと思いますが、何にしても夕さんがその20年前の分岐点から歩いてこられた20年分は、揺るぎのない夕さんの人生なのだと思うので、これからもきっと多少風変わりな?でも夕さんらしい生活・人生を紡いでいかれるのだろうと思います。少しだけ、その世界をこれからも共有させてください(*^_^*)
でも、私も、自分のこれまでの仕事を考え直す大事件が立て続けにあったところなので、中身はきっと全然違うだろうけれど、人生の分かれ道を感じる(それが過去のことでも今のことでも)という部分では、衝撃のイメージが分かるような気がします(驕りですけれど…)。
それから、ブログ仲間としては、夕さんの神社参拝がこれから物語の世界にどんな深みをもたらすのか、そのことに興味津々です。これからもよろしくお願いいたします(*^_^*)
2013.11.23 17:38 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
もう落ち着かれましたか?
日本も寒くなってきましたが、スイスはやっぱりもっと寒いのでしょうね。

3週間の帰国、とても濃厚なものだったのですね。忙しくも充実した日々だったようで^^お母様、iPadデビューですか。いいなあ。

帰国の間、ブログが気になるっていうの、わかります。
私もやっぱり、どこにいてもブログのことやネットで知り合った方たちのことが、頭にあります。
なかなか、リアル友達に会う機会もなくなってきて、ネット友達との方が、付き合いが濃厚になっている気が・・・(笑)
でも、それもとても素晴らしいお付き合いの形ですよね。

私も、三つ目が気になりますが、それはきっと夕さんの胸の中・・・ですね。
(知らなくて幸いだった、事実なのでしょうか)
2013.11.23 18:24 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんぱんは

ええと、氣になりますか?
大した事ではないし、もったいぶるような事でもないんですが、詳しく書かないと意味が分からないし、そうすると別の人のプライバシーに関わってしまうので、このままにしておきましょう。
といいつつ、そのうち小説のネタにしてしまいそうな予感も……。

コメントありがとうございました。
2013.11.23 22:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

油断していたら、晩秋どころか最高気温は2℃みたいな世界でした。どこもかしこも白いし(笑)

ご心配おかけしてすみません。悪い事があったわけではありません。むしろ「良い事」の範疇に入るのかもしれません。二十年前に知っていたとしたら、人生は明らかに大きく違ったでしょうが、総合的に判断すると今の自分の方が幸福のような氣もするので、「よくぞ知らせないでくれた」と言うべきなのかもしれません。人生って不思議です。

ついうっかり、お昼寝をしてしまい、時差ぼけ長期化させてしまったようです。ううう。早くスイス生活に戻れるように頑張ります。

コメントと励ましのお言葉、ありがとうございました。
2013.11.23 22:26 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

ご心配かけてごめんなさい!
大丈夫です。それに、悩みを抱えていたのは二十年前の私で、いまの私ではないのです。動揺しているのは、あの時の想いがものすごく強かったからでしょう。あの当時なら動かせた多少の障害は、現在はどうやっても動かせなくなっているので、いま何かを迷い悩んでいるわけではありません。単純に「なぜあの時黙っていた」とちょっとうらめしく思うと同時に、そうならなくてよかったと思う部分もあるので「よくぞ言わないでいてくれた」と思う部分とでグルグルしている、という感じでしょうか。

人生はいろいろあります。お若いサキさんには、これからもたくさんあるのだと思います。何かをためらわれた時には「二十年後に後悔しない」決断をなさることをおすすめします(笑)

氣にかけていただいてとても嬉しいです。
コメントありがとうございました。
2013.11.23 22:47 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは

東京生まれの東京育ちで、かつては島根県の位置を白地図上で指摘できるかも危なかったのですが、なぜこんなことになったんだか……。島根を訪れたのは今回二度めだったのですが「故郷に戻った私」状態に親近感を持っている事が判明。東京からは本当に行きにくいのですが、きっといずれまた行ってしまいそう(笑)

三つめの件は、知っていたら明らかに人生が変わったはずですが、その「あったはずの人生」に未練があるわけではありません。たぶんそれは、選択できる範囲で選択してきた事には全て悔いがないからでしょうね。「海に落ちる雨」で竹流が最後にとても重要な事を口にすると予告されていますが、それだと思うのですよね。障害があったり、無理だと思っていたとしても、本当に死ぬほど大切な事なら伝えた方がいい、そんな風に思います。一方で、たとえ自分で「運命に見放された」と思うほどの経験でも、たぶん、それは次のステップに進むためのただのターニングポイントでしかなく、運命は別の所で待っていてくれる、そういうことなのかもなあと思ったりもしています。彩洋さんも、今は大変だろうと思うのですが、何年後かには「あの時はああだったのよね〜」と笑って話せるターニングポイントとなるよう、お祈りしています。

神社参拝も、今回の衝撃事件も、なんらかの形で小説に影響を与えそうです。これからも頑張ります。
コメントありがとうございました。
2013.11.23 23:29 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは

日本もめっきり寒くなったので、スイスが寒くても大丈夫と思っていたら、スイスは完全に冬でした(笑)現在リハビリ中。

母はですね。これまで何度もMacを教えてでもダブルクリックや起動などで挫折して未だにWEBサイトを見る事も出来なかったのですよ。なんとかガラ携でメールは打てるようになったので、あとはiPadでググったり、乗り換え案内で検索したりくらいできるようにと環境を整えてきました。あのくらいなら高校生の姪にもサポートできそうですしね(笑)

「もしかしたらもう二度と逢えないかもしれない」が大袈裟でない場所にいる分、リアル友ももちろん懐かしいのですが、ブログのお友だちはなんというのか興味対象がわかっての付き合いなので、実際に逢っていなくてもリアル以上の親近感があったりするのですよね。説明が難しいのですが、きっとlimeさんも同じような感覚をお持ちなのではないかと想像しています。

三つめはですね。結論からすると「知らなくて幸い」だったのでしょうね。スイスに戻ってきて、より一層そう感じます。ただもの書きとしては「そ、そんな展開、ありか」と人ごとのように思って参考にしていたりもするんですよね。ちょっと困ったものです。

コメントありがとうございました。
2013.11.23 23:47 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
 おはよう御座います。

スイスは もう冬なのですねーーー
伊勢は行きました 真夏に… 暑かったーー 暑くて 暑くて 
でも 妙に神域を感じさせる不思議な場所でしたよ。

近所に 橿原神宮という 結構大きな神宮があるのですが 正月の頃は 神宮内で 雅楽の演奏があり
神職の方の舞いがあって… 凄い古式の衣装を纏って あの独特の雰囲気いいですね。


2013.11.24 00:39 | URL | #- [edit]
says...
こんにちは。
出雲も伊勢も参拝したのはすごいです!西日本の半分を巡ったのですから!
ほぼ毎年行っている熊野那智大社は山の中で傾斜も大きいのですが見晴らしがすばらしいですよ。
スイスはもう2℃とはもうそんなに冷えているんですか!時差も違って体調管理が難しそう。。。
2013.11.24 08:45 | URL | #Wda.lZ1A [edit]
says...
こんばんは。

帰国お疲れ様でした。
他の方と同じく3つ目が激しく気になりますが、そっとしておきます。
仰られるように、過去に分岐があったとしても時は戻らないのですから、今を受け入れる歩いていくのが一番ですしね。

日本も急に寒くなりましたが、スイスはその比ではないようですね。
何はともあれ、旅疲れなどで体調など崩さぬようにご自愛ください。

ではでは……
2013.11.24 09:39 | URL | #T7ibFu9o [edit]
says...
こんばんは。
スイス、冬ですよ〜。

そうそう、関西の方にとって、伊勢というのはよく行く所なんですってね。
私ははじめてで、あんなに広くて、しかも毎日、天照大神にご飯を供えているなんて知りませんでしたよ。
とても混んでいて、参拝している方々は実をいうとそんなに真剣な感じでもないのに、それでもものすごく清浄さを感じる不思議な空間でしたね。
出雲と伊勢と、どちらも神域ではあるのですが、同じではない感じがして興味深かったです。

お正月の頃、奈良の神宮ですか。それは実に風情がありそうですね。雅やかなんだろうなあ。ぜひ行ってみたいですね。羨ましいです。

コメントありがとうございました。
2013.11.24 17:10 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。
あまりの移動距離に、自分でも「何やっているんだ」と思いましたが、帰りの飛行機の中で「8日でイタリア全土を回る」ツアーの方とお隣になり「負けた」と思いました(笑)

那智大社は実は一度参拝した事があります。瀧と川がご神体の「樋水龍神縁起」は実はあそこのイメージをいただいているのです。本当に素晴らしい神社ですよね。毎年行かれているなんて羨ましい。

ようやく時差ぼけが治ってきました。明日から出勤、日常生活です。氷点下での出勤ももうすぐですね。

コメントありがとうございました。
2013.11.24 17:23 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

本当に、日本に行くのはいいんですが、あの長旅がどうにも、年々億劫になります。もうちょっと近いといいんだけれど。

三つめ、そうですね。まあ、大した事ではないというか、意外とどこにでもある話なのかもしれないと思ったり。いろいろあってこその人生なので、あまり囚われずに前向いて行こうと思います。

日本でも涼しくなった、スイスなみかなと思いましたが、スイスはその間にさらに寒くなっていました。空港で一瞬外に出る所があるのですが、「寒!」と叫んでしまいましたよ。時差ぼけは二日あったので強引に治しました。明日から出勤です。そうですね。三週間休んでいきなり病欠なんてみっともない事にならないよう、体調管理しないといけませんね。

コメントありがとうございました。
2013.11.24 17:29 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おー、出雲と伊勢ですか!
両方とも式年遷宮で、混んでいたのでは??
私も両方とも行ったことありますが、お伊勢さんの方はめっちゃ小さい時で記憶に
ないww
出雲はなんか田舎の風景にぽつんとある感じだよね。それがまた良いです。
お泊りになったのは戻って松江あたりでしょうか?
私は少し行って温泉津(ゆのつと読む)に泊まったのですがね、
すごーく魚が美味しくて感動しました。って、どうでもよい話。。。
お伊勢さんは参拝する順序があるんですよね。外宮内宮参拝すると何時間くらい
かかるんでしょうか。いずれにしてもいろんな発見?のある里帰りでしたか?
今度お帰りになるときは、是非オフ会を!!スイス遠いから~~(^_^;)
2013.11.25 01:49 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

伊勢は式年遷宮で混んでいましたが、出雲は式年遷宮というよりも神在祭にぶつかってしまったので混んでいました。それで、一日は松江に泊ったのですが、二日めは松江も取れなくて、奥出雲に泊りました。それはそれで正解でしたよ。温泉もあったのですよ。そちらは山の幸のごちそうでした。

そう、伊勢に較べて出雲は田舎の感じで、個人的にはそういう方が好みです。
スイスでも、ツェルマットやグリンデルワルトは土産物屋が発達し過ぎている感じがあって、それよりは多少田舎の方が趣があるんですよね。

伊勢参宮は外宮が40分くらい、移動が20分くらい、内宮が一時間くらいで、最低でも二時間という話でした。それに、お買い物や食事の時間を入れると、四時間くらいあればいいのではないでしょうか。

まだ記事にする順番が決まっていないのですが、せっかくの参拝、ちょっとずつ書いていこうと思います。
そうそう、今回は、リアル友と逢うだけで時間がなくなってしまったので、次回はリアル友には極秘帰国して、ブログのお友だちとオフ会したいなあと思っています。その時にはどうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
2013.11.25 21:18 | URL | #9yMhI49k [edit]

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