scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】それでもまだここで

scriviamo!



「scriviamo! 2014」の第一弾です。ポール・ブリッツさんは、拙作『マンハッタンの日本人』 に想を得た掌編をとても短い時間で完成させてくださいました。ありがとうございます! 

ポール・ブリッツさんの書いてくださった小説『歩く男』

ポール・ブリッツさんは、オリジナル掌編小説をほぼ毎日アップするという驚異的な創作系ブロガーさんです。その創作パワーにはいつも圧倒されています。そして、目の付け所がちょっとシニカルでいつもあっというような小説を書いていらっしゃいます。創作系としてはとても氣になる存在のお方です。

お返しの掌編小説は、「マンハッタンの日本人」の世界を再び。そして、自分で書いておきながら存在すらも忘れていたのにポール・ブリッツさんに掘り起こしてもらったあの人も登場……。



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それでもまだここで — 『続・マンハッタンの日本人』
——Special thanks to Paul Blitz-san


 今年のニューヨークは雪が多い。店の外は灰色に汚れた雪が通行の邪魔をしている。その上を新しい雪が降り、少なくとも新年らしい色に変えている。一月二日。美穂はため息をついた。日本だったらあと二日はこたつでのんびりと出来るのにな。その大衆食堂ダイナーにも多くの客は来なかった。昼時を過ぎて調理師も客も去り、誰もいなくなった店内で美穂は暇を持て余していた。茶色い古びたソファと安っぽいランプがこの店の格を表している。洗濯はしたもののどこか黄ばんだエプロンをしている自分も、同じ格なのだろうなと思った。

 去年のお正月には、少なくともニューヨークの銀行で働くキャリアウーマンであるというのは嘘ではなかった。たとえ仕事の内容が単なる事務でも。五番街のオフィスで摩天楼を眺めながら朝食を食べて優越感に浸っていたものだ。

「人員整理が必要になってね。君は今週いっぱい働いて、それで終わりにしてくれ」
美穂は突然ニューヨークのもう一つの名物、失業者になってしまった。

 生活の問題があると訴えた美穂に上司は冷たく言った。
「子供がいて、どこにも行けない人だって失業しているよ。君は独り者だし、国に帰ればけっこういい暮らしが出来るだろう?」

 それは正論だ。それに日本みたいに、正社員をクビにするのが難しい国でないこともわかっていた。アメリカにいなくてはならない理由は特にない。でも、留学をいい成績で終えて、H-1Bビザ(特殊技能ビザ)を申請してもらって働けることになった時に、自分はアメリカでずっと暮らせるのだと思い込んだ。

 けれど、美穂は移民ではなかった。会社が不要と言えば、その存在意義も吹き飛ぶ短期滞在者だった。日本に帰ればよいのかもしれない。絶対的に無条件で自分を受け入れてくれる国に。でも、帰ったらみんなが訊いてくるだろう。どうして帰ってきたの。向こうでは何をしていたの。自分が築いていたものが砂上の楼閣だったと言われたくなかった。口うるさい母親に、それみたことか、自分の間違いを認めて大人しく結婚相手でも探せと説教されるのがたまらなかった。

 その結果が、このしがないダイナーでのウエイトレスへの転職だった。ビザはH-2A(季節労働者)に変わった。べつにどうでもいいけれど。

 エプロンのポケットには、今年も母が送って来た近況が入っている。一年分大きくなった姪と甥が身につけているのは、ウォルマートで買ったセーター。去年のブルーミングデールズの服とは雲泥の差だ。せめてメイシーズで買えばよかったけれど、送料も考えるとそれは無理だった。彼らは同じように微笑んでいる。安物でも派手な色合いは彼らの氣にいったのだろう。卑屈に思うことなんかないのに。

 ドアが開いて客が入ってきた。安物のジャケットを身につけた黒髪で特徴のない白人だった。
「ハロー」
美穂は反射的に口を開いた。日本語だと「いらっしゃいませ」と言う所だが、この国にはそれに当たる言葉がない。同僚のリサは何も言わないが、美穂はせめて何かを言いたくていつも「ハロー」と言う。

 男は訝しげに美穂を眺めた。
「まさか」

「お食事ですか、それともお茶ですか」
美穂が訊くと、男ははっとして、少し下を向いていたが、やがて顔を上げた。
「スペシャルを。コーラで」
飲み物と料理を格安の値段で提供するメニューだった。このダイナーでは、「残飯整理」と陰で呼んでいるものだ。

 美穂は、男が自分をチラチラと見るのに氣がついた。男には全く見覚えがなかった。いったいなんなのかしら。美穂が温めたポテトガレットと肉の大して入っていないシチューの皿、多少硬くなったパンとコーラを運ぶと、男は小さく「ありがとう」と言った。

 それから、わずかの間を空けてから男は訊いた。
「君、去年の今ごろ、五番街にいなかったかい?」
 
 美穂はびっくりしてステンレスの水差しを抱えたまま立ちすくんだ。
「どうしてご存知なんですか」

「憶えていなくても無理はないけれどね。去年、僕は君を道で追い越したんだ。失業中でね。外国人が国に帰ってくれればこっちに職が回ってくるのにって、思ったのさ。それから、しばらくしてなんとか仕事を見つけたんだけれど、今また元の木阿弥で求職中。去年のことを思い出しながら、労働省に行ったその帰りにここで君にまた会うなんて、いったいどんなめぐり合わせなんだろう」

 美穂は戸惑ったまま、言葉を探した。ええと、これって「なんてすてきな偶然でしょう」ってシチュエーションなのかな、それとも「日本に帰っていなくってごめんなさい」ってことなのかな。少なくとも、今回も私には職があって、この人が失業者なのだとしたら……。

 その想いを見透かしたように、男は頬杖をついて言った。
「訊いてもいい? なぜここで働いてまでアメリカに居続けたい?」

 ダイナーには他には客もいなくて、忙しいのでまた別の機会に、と逃げることも出来ない。美穂は少し考えてから口を開いた。
「帰れないの」
「なぜ? 旅費がないってこと? それとも一度海外に出ると帰れない社会なのかい?」

 美穂は首を振った。確かに大して金銭的余裕はないが、片道運賃くらいはなんとかなる。出戻ったら両親とくに母親にはいろいろ言われるだろうが、結局は受け入れてくれるだろう。仕事だって、現在の時給2.8ドルと較べたら、田舎でももっとましな給料がもらえるだろう。帰れないのではない、帰りたくないのだ。

「ニューヨークで一人で生きているってことだけが、私のプライドを支えているみたい。それがダメだったとわかったら、もう立ち直れなくなりそうなの」
「でも、ウェイトレスの仕事なら東京にでもあるだろう?」
「うん。本当は、銀行の事務の仕事だって、日本でしていたの。でも、ここに来れば、私はもっとすごい人間になれると思っていたの。もっと素敵な人とも出会えるって信じていたし」
「で?」
「私は私だったし、あまり知り合いもいない。恋も上手くいかなかったし、今は生活だけで手一杯でニューヨークを楽しむ余裕なんかないわね」

「僕はニューヨークで生まれ育ったんだ。成功者にはエキサイティングな街だけれど、そんな思いをしてまで居続けたいというのはわからないな。日本は生存が脅かされるような国じゃないだろう? むしろこの成功するのものたれ死にも自由にどうぞって国より、生きやすいんじゃないか?」
「そうね。言う通りかもしれない。戦争のある国から逃げてきたわけじゃない私が、こんなことを言ってしがみついているのは、滑稽かもしれない。でも、そうさせてしまうのがアメリカって国じゃない?」

 男は黙って肩をすくめた。美穂は話題を変えてみることにした。
「どんな仕事を探しているの?」

 男はパンと音を立てて、持っていた求人紙を叩いた。
「なんでもいいよ。最初は証券会社やアナリストなんてのも探したけれど、今はドラックストアの店員でもいいんだ。ホームレスじゃなければ」

 美穂はそっとレジの脇の紙を指差してみた。
「キッチンスタッフ募集。詳細は店主まで」
いつのものだかわからない丸まった油汚れの着いた紙に汚い字で書かれている。男は目を丸くした。
「ここ、入れ替わりが早いの。だから、募集していない時にもこのままなんだって。でも、今は本当に探しているの。給料はロクでもないけれど、最後の手段にはいいかも」

 男はもう一度肩をすくめた。
「考えてみるよ。他に何も見つからなかったらね……」

 コインをかき集めてようやく代金を払うと、男は入ってきた時よりも少しだけ柔らかい表情で美穂に笑いかけた。

 美穂は男が出て行った雪景色の街をしばらく見つめて、それから彼のきれいに食べきった皿と氷だけが残ったコーラのグラスを片付けた。あ、名前も訊かなかった。でも、またいつか会うかもしれないわよね。二度ある事は三度あるって言うし。

 ニューヨークで迎える五度目の正月。美穂は今年がいい一年になるといいなと思った。


(初出:2014年1月 書き下ろし)

追記

驚くべきことに。これを発表したその日の内に、ポール・ブリッツさんがさらに返掌編を書いてくださいました!

ポール・ブリッツさんの書いてくださった返々掌編『食べる男』

すご〜い。しかも、私のイメージしていた方向性とぴったり! こうなったら「scriviamo! 2014」が終わる頃に、さらに続きを書いちゃおうかな〜。

ポールさん、本当にありがとうございました!
関連記事 (Category: scriviamo! 2014)
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Category : scriviamo! 2014
Tag : 小説 読み切り小説

Comment

says...
あっさりクビになってた…
予想外だったけどよくよく考えれば全然おかしくないんですよね
今後に期待できそうなできなさそうな…
そんな結末が灰色の街の雰囲気にぴったりです

それから話とは関係ないけどビザの話が勉強になりました
2014.01.08 08:58 | URL | #- [edit]
says...
更新、お疲れ様です。
そして、scriviamo! 2014 の記念すべき、第一作ですね。ポール・ブリッツさんも、八少女夕さんも、寡作&遅筆の私から見ると、信じられないほどの創作力です。どうやったら、こんなに書けるんだろう……。

ああ、あのお話ですね。思い出しました。
あの子は、まだニューヨークで頑張っていたんですね。確かに、日本は弱者にもめぐまれた社会です。働かなくてもどうにか食べていける国なんて、まずないでしょうね。
ですが、そんな国に生まれ育った美穂だからこそ、そこに逃げ込むことなく、頑張ってほしいなと思います。成功なんかしなくても、逞しく生きて行くだけでもじゅうぶんですよ。

余談ですが、ウチの世間知らずな子が一人、NYに行くことになりました。
……あ、今、なにかを思いついたような気がしました(笑)
2014.01.08 11:50 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
好返球が返ってくると飛びついて打ち返したくなる困った人間であった。

明日をお楽しみに(^_^)/
2014.01.08 14:37 | URL | #0MyT0dLg [edit]
says...
こんばんは。

ええ、本当にあっさり。
スイスは従業員に落ち度はなくとも一ヶ月でさようならが可能ですが、アメリカは一週間ですからね。
今、追記に書いたように、ポール・ブリッツさんがさらに掌編を返してくださったので、その設定もいただいて、春くらいまでにほんのちょっとは期待で来そうな(?)何かを続けて書こうかな〜と思っています。

ビザの話は、けっこうこだわりました。「なんとなくいられる」わけではない不安定さがあるんですよね〜、こういう滞在者は。といっても、今回調べて書いたんですけれど。

読んでくださって、ありがとうございます! それと、「ダメ鬱」でのコラボ、ありがとうございました。飛び上がっておりまする。
2014.01.08 21:18 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

いやいや、私、自分でも早いと思っていましたが、ポールさんに較べると「ウサギと亀」の亀です。追記に書きましたけれど、もう返掌編書いてくださっちゃいましたよ! それも、私のと違って、ちゃんと中身が
あって……。

半分誇り高く、半分劣等感だらけの美穂。本当は去年のあれ一本で終わりのつもりでしたが、なんか、ここ数日でいろいろと設定が出来ちゃって、さらに今日のポールさんの掌編にも設定をいただき、また続きが書けそうな感じです。今回はかなり救いのない感じになっていますが、次回はちょっと浮上するはず。少なくともたくましくしぶとくなるはずです。応援お願いいたします。

そして、今、読んで来ましたが、あの美少女がニューヨークに来たんですね〜。それはそれは。と、いうことは……。もし、この世界に興味がございましたら、メッセージで今のところ考えている設定などをお教えしますので、おっしゃってくださいね〜。

コメントありがとうございました。
2014.01.08 21:38 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

すばらしい「歩く男」だけでなく、なんとなんと「食べる男」まで書いてくださって、大感激ですよ。
ありがとうございました。

ここ数日、ポールさんのおかげでこの世界に新しい設定がどんどん生まれていたのですが、その方向性にもぴったり。ぜひ新しいキャラも使わせていただいて、この世界をちょっと拡張していこうと思います。

素晴らしい作品群、ありがとうございました! 今後ともどうぞよろしくお願いします。
2014.01.08 21:43 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
ポールさんと夕さんの連係プレイともいうべき執筆リレーが、すごいです。
小さな火種をどんどん膨らませていく面白さが味わえるのは、小説ブログならではですね。


それにしても、美穂の気持ち、とてもよくわかります。
そこにいるだけで、日本の友人たちよりも輝きを増したように感じ、なにか大きなチャンスをつかめそうな気がしてくる。
でも、現実は厳しい。
日本へ帰れば、生活は楽にできるかもしれないけれど、『負け』を認めてしまうようなみじめ感が・・・。
もしかして、誰にでも少なからずある感情?
負けず嫌いというべきなのか、高望みというべきなのか・・・。

でも美穂に、「もういいよ。諦めて帰れば?」と、なかなか言えない、複雑な気分で読ませてもらいました。
私なら、どうするかなあ・・・・。
2014.01.09 14:39 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

最初に書いたとき、あの男は本当に一行登場で、そのまま忘れ去っていたのですが、すごいことにいきなりメインキャラに昇格、しかも一回きりで二度と書かないはずだった小説に続きも出来てきてしまいました。本当にポールさんのおかげです。limeさんのおっしゃる通り、これはブログ小説でしかできないことですよね。「scriviamo!」やってほんとうによかったと思います、

「特別な存在になりたい」って、多くの人が願うことだと思うのですよね。「ニューヨーク在住」とか「モデルになる」とか、わかりやすいサクセスストーリーの記号もあるし、本人の努力ではどうにもなりそうもない時には「王子様にプロポーズされる」「ポルシェに乗せてもらう」「宝くじが当たる」といった他力本願なことで特別感を味わうことも。この小説は、この記号化した「特別なつもり」と現実の乖離をテーマに書きましたので、続編である今回も、もうすこしその乖離を引き延ばしてみました。

現実にもいるんですよね。あきらめて帰るタイプも、あきらめきれずに居残ってさらに泥沼に嵌まっていく人も。その中のほんのわずかな人が起死回生でチャンスをつかむこともあるんですが。

続編の続編では、単純な宝くじ的なラックではなくて、彼女らしい地道なあり方で、この最低な感じから抜け出していけるように書きたいなと思っています。まだ、出来ていませんので、どうなるかは神のみぞ知るです。

limeさんなら、そんなに簡単にはあきらめないように思います。ですよね?

コメントありがとうございました。
2014.01.09 23:19 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
知らずに始まってたリレー小説って感じですね。笑。

お二人ともスゴイですね。
相手の方の作品を読んで、短時間で作品を仕上げてくるんですから。

前回読ませてもらった分もそうですが、八少女さんは心理描写がとてもお上手ですね。
真似しなくては。

P.S.こちらもリンクさせていただきました。ありがとうございます。
2014.01.10 04:54 | URL | #- [edit]
says...
 こんばんは。
中々読む時間が取れなくて… コメントの波に乗りそこなったかなぁ。

ああっーー アメリカの魅力なのでしょうね 美穂と言う名の女性が主人公と言うよりも
アメリカが主人公のようで 面白いです。
あの単純で 若々しくて でも とても 狡猾で恐ろしい国…

何かねーー マンハッタンと言う言葉だけで ウッディ アレンが思い浮かんでしまった…
2014.01.10 11:08 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

思いもしなかった展開です(笑)
ポール・ブリッツさんの早さは尋常ではありません。私はやっぱり三日くらいは必要かな。ブログで発表すると後から修正するのが難しくなりますので。でも、こういうことを出来るのがブログの醍醐味ですね。

褒めていただいて恐縮です。心理描写、自分では不得意だと思っているんです。かといって他に得意なことがあるわけじゃないんですが。私も、ヒロハルさんをはじめみなさんの作品から学ばせていただいています。

リンク、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
2014.01.10 22:33 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

全然遅くないですよ! っていうか、ウゾさん、ラストスパートでそれどころではないのでは?
無理しないでくださいね。

そうですね。ヨーロッパを書く時とちょっと違うかも。実はあまり詳しくないし。ニューヨーク、一度しか行った事ないんですよ。アメリカも都会と田舎で全然違いますよね。ニューヨークのこと調べて入るけれど、嘘を書いている可能性もあり。アメリカ人は、けっこう会って話した事があるから大丈夫だと思うけれど。

ウッディ・アレンにはとても及ばないけれど、単純なアメリカンドリームではなくて、そこら辺で頑張っている弱い人びとを上手く書けたらいいなと思います。

コメントありがとうございました。
2014.01.10 23:15 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
あまりの速いスピードのやり取りに、夕さん、ポール・ブリッツさんのすごい創作意欲を感じます。
いやぁ、まさにテニスの試合みたい??
それはさておき、うん、これは分かりますね。
ここにしがみついていて何があるのか不安だし何もないみたいな気もする、で意地もあるし、もしかして次の角には、と期待していたりもする。一方で、ここではないどこかに自分の本当があると思って次々場所を変わっていく人もいる。どちらも、最終的に成功したら、「その場所で頑張り続けたからよかった」「あそこで思い切って移動(異動)したからよかった」という結果論になるのだけれど……
その時の迷いと意固地な気持ち、先を想う気持ちともうこのままでという気持ちと、色んなものが行き過ぎる街のイメージ、堪能いたしました(*^_^*)
2014.01.13 00:00 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
何気なく追い越していったビジネスマン、夕さんは演出上の必要もあって、本当に何気なかったんだろうとサキは想像していますが、その部分にポールさんが目を付けられて、物語は一気に動き始めましたね。その発想力は毎度すごいなぁと思います。(ちょっと捻くれているとも言いますが……)
刺激を受けた夕さんが一旦止まっていた美穂の人生を動かし始めました。
美穂の転落が始まって、焦る気持ちと反面諦める気持ちが良く出ています。
美穂が送り始めた底辺に近づいた生活、そこに登場したその男は美穂にどんな転機をもたらすのでしょうか?
アメリカ社会の表と裏、そして日本社会との違いがよく表せているのかなぁ、と思ってます。(サキは成功するのものたれ死にも自由にどうぞっていう、アメリカ社会の経験がないので)
今年がいい年になればいいんですけど、2人の行く末を心配しながら見守っています。
2014.01.13 05:45 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
今回は騙されちゃいけません。すごい勢いで書かれているのは、ポール・ブリッツさんお一人で、私の一本目と二本目の間には一年の間が空いていますから! 

そうなんですよね。「歴史にIFはない」を人生にあてはめると、この先にも二つの結果はないし、「ああすればよかったはずの人生」もないのですよね。結果論的に「失敗した」とか「あれでよかった」とか、感想をいう事は出来るけれど。

完全なる背水の陣ではないから迷うっていうのはあるかもしれません。それと、引っ越しや移住ってそれなりにパワーを使うので、本当にダメとわかるまでは躊躇してしまうかも。

この冬の間に、この人の話はもう一度だけ出てくるので、もしよかったら続きも読んでくださいね〜。

コメントありがとうございました。
2014.01.13 20:24 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こちらも、ありがとうございます。

あの人物をああ使うとは夢にも思っていませんでした。
本当にもともとはあれでおしまいの話でしたので。
でも、動き出してしまったので中編くらいにはなると思います。
この「scriviamo! 2014」中に、もう一本いく予定ですしね。

アメリカのことは、実はスイスやその他のヨーロッパのことほど実感をもって書いているわけではありません。日本にいた時よりは、アメリカ人の知り合いが多いので、想像はしやすいです。それとスイスと日本の違いでイメージしたことをアメリカではどうかと調べながら書くことは出来るので、そんな感じで書いていこうかと思っています。

いい年になるといいですよね。男の方は、もともと自分の所からのキャラなのでコラボよりは勝手に動かそうと思っていますが、それでもポールさんの反応待ちなので、まるで行き先がわかりません。美穂は、頑張ってもらうつもりです。

これからも応援よろしくお願いしますね。
コメントありがとうございました。
2014.01.13 20:38 | URL | #9yMhI49k [edit]

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