【小説】夜のサーカスと赤いリボン - Featuring 「物書きエスの気まぐれプロット」
本日発表する小説は、40,000Hit記念の第二弾で、山西左紀さんさからいただいたリクエストにお答えしています。いただいたお題は「ダンゴ(という左紀さんのオリキャラ)を使って何か」でした。サキさん、リクエストありがとうございました。
左紀さんの「ダンゴ」の出てくる小説 物書きエスの気まぐれプロット8(H1)
さて、こう来たからには、やっぱり「夜のサーカス」とのコラボでしょう。(どこがやっぱりなのか?)ご希望に添えたかどうかはちょっと疑問なのですが、少なくとも発表日にだけはこだわってみました。今日はサキさんのお誕生日です。だから、うちの看板キャラたちをかなりたくさん出演させて、作品を書いてみる事にしました。
サキさん、Happy Birthday! 健康で楽しい事のたくさんある一年となりますように。(追記:そして、オリキャラのエスも今日がお誕生日だそうです。おめでとうございます!)
「夜のサーカス」番外編
夜のサーカスと赤いリボン
- Featuring 「物書きエスの気まぐれプロット」

今日のアントネッラは挙動不審だった。もともと彼女は世間が期待するような挙動はあまりしていないのだが、いつもと違って今日はコモの町中にいたので、人眼を惹いた。彼女はあまがえる色の日本製バイクの前に立って、あっちから覗き込んだり、こっちから眺めたり、かれこれ十分もそのバイクの前にいた。
バイクの持ち主は、ちかくのバルでのんびりとコーヒーを楽しんでいたのだが、明らかにモーターサイクルファンとは違う様相の女が自分のバイクの前でウロウロしているので、不安になり、ずっとアントネッラの動きに注目していた。
さらに十分ほど眺めた後、アントネッラは自分に宣言した。
「これを書くのは、私には無理だわ」
アントネッラはブログで小説を書く友達エスからのリクエストを受けていた。お題は「ダンゴを使って、何か物語を書いてほしい」だった。ダンゴというのは、エスの小説に出てくる女の子だ。一体何の因果でそんなニックネームを頂戴する事になったのか、エスの小説ではまだ詳らかにはなっていない。そもそも「ダンゴ」とはどういうものなのか、イタリア人のアントネッラには今ひとつ理解できていない。辞書で調べるとコメの粉を原料とした球形のケーキのようなものという事なのだが、場合によってはジャガイモなど他の原材料でも作るし、鼻の形容にも使われるとあり、ますます何を指しているのかわからなくなった。しかし、エスの小説によると髪をポニーテールにした可愛い女の子のようなので、たぶん球形の食べ物と外形上の因果関係はないのであろう。
この他に、小説ではダンゴのボーイフレンドと予想される青年が出てきた。ケッチンというニックネームで、こちらはどの辞書にも出てこない単語だった。もっともアントネッラの検索能力は非常に低いので、日本語で「ケッチン」が意外と知られた単語である可能性もないわけではなかった。そのケッチンはかわいいダンゴの姿を褒める事もせずにバイクの事を話すのだが、この関連でアントネッラはコモの街にまでできてバイクを観察する事になったのだ。
バイクに関する小説を書く事を放棄したアントネッラは、そのまま湖畔沿いにゆっくりと歩き、書くはずだった自作小説「夜のサーカス」のことを考えた。「チルクス・ノッテ」というサーカス面白い題材を発見して、その人間模様を書いた長編小説をずっと温めてきたのだ。でも、その小説はお蔵入りになりそうだった。なぜならその主人公のモデルにあたる青年のことを好奇心から調べているうちに、意外な事実が明らかになりドイツ警察も巻き込んだ大事になってしまったからだ。アントネッラがこの小説を発表すれば、モデルとなった青年の事を書いていると多くの人にわかってしまう。それで泣く泣く原稿をくずかごに放り込んだばかりだったのだ。
「そうだ! だったら、せめてこの短編にはあの二人を出そう。それがいいわ」
アントネッラは急いで自分の部屋に戻ると、古いコンピュータの電源を入れて、あまり上手く入力できないキーボードを叩くようにして、作品を書き出した。
その日、コモの街は日だまりに満ちていた。あまりの暖かさに人びとはつい表に出かけてしまう。風が穏やかにアーモンドの花びらを舞わせている。
ステラはヨナタンと湖畔の道を歩いていた。この春のように穏やかな暖かい心持ちでの散歩だった。たくさんの言葉は必要ではなかった。キラキラと輝く湖水が世界を祝福しているようだった。ステラは高く結ったポニーテールを二つに分けてぎゅっと左右に引っ張った。キラキラ光る金髪をまとめたゴムが締まって、きもちまでも引き締まったように思えた。ステラはお氣に入りの赤いリボンをしていた。サーカス「チルクス・ノッテ」に入団して、最初のお給料で買った思い出の品だ。大好きなヨナタンが道化師の扮装をして掲げる紅い薔薇を思わせる色だった。
少し先の方に、小さな人だかりがてきていた。
「なんだろう。ヨナタン、行ってみない?」
青年は黙って微笑んだので、ステラはとても嬉しくなって駆け出した。
近づいてみると、そこには四人組の大道芸人がいて二人はフルートを、一人はギターを奏で、その真ん中で青年が見事なテノールで歌っていた。
「あ、この曲、知ってる……何だっけ……」
「ドリーゴのセレナーデ」
ステラの問いかけに、ヨナタンは小さな声で答えた。
「『百万長者の道化師』とも言うんですよね」
突然、横から東洋人風の女の子が口を挟んだ。ステラは「まあ!」という顔をしてヨナタンを見たが、その「まあ」に含みを感じたヨナタンは露骨にイヤな顔をした。
ステラは慌てたように、東洋人の女の子の方を向いて話しかけた。
「こんにちは。あなたは旅行中なの?」
女の子はにっこりと笑った。深緑と茶色のジャケットのポケットに両手を突っ込み、飾り氣のない少年のようないでたちで、セミロングの髪も無造作に後ろで束ねてあるだけだ。でも、笑うと形のいい唇の口角が上がって女の子らしくなる。微かに色のさしたふっくらとした頬が柔らかそうだ。
「日本から来たんです。ダンゴって、みんなに呼ばれています」
ステラは大きく握手をしてダンゴに笑いかけた。
「私はステラよ。こちらはヨナタン。私たち、サーカスで働いているのよ」
「わたし、あなたを知っています。昨夜、サーカスを観に行ったんです。あなたのあの演技、とても素敵だったわ。なんていうのかしら、あの演目……。布を体に巻き付けてそれを飛ぶみたいな……」
「エアリアル・ティシューって言うのよ。見てくれてありがとう。このヨナタンは、ジャグリングをしていた道化師なの」
ダンゴの差し出した手をヨナタンも握って微笑んだ。「道化師の曲にぴったりね」ダンゴがそういうとヨナタンは肩をすくめた。
「ダンゴは一人で旅をしているの?」
「そうなんです。でも、短い旅で、すぐに帰るんです」
「どうして?」
「とても大切な人の誕生日がすぐなの」
「まあ、おめでとう!」
「伝えます」
ダンゴはうつむいて小さく笑った。それからステラとヨナタンを眩しそうに見て、それから何度かとまどってから、ようやく口を開いた。
「お二人、とても仲がいいんですね」
ステラとヨナタンはびっくりしたように顔を見合わせたが、何でもないようにヨナタンが微笑むとステラはにっこりと笑って言った。
「そうなの。あのね、私がヨナタンの事を大好きでアタックしまくっているの。それをわかって、ヨナタンは優しいから一緒にいてくれるのよ」
それからダンゴの耳に口を近づけた。
「もしかして、ダンゴは誰かと仲良くしたいの?」
ダンゴはじっと下を向いた。そんなことは、自分では思っていなかったし、そう意図して訊いたわけでもなかった。でも、そういわれてみると、もしかしてステラに訊きたかったのはその事だったのかもしれないと思った。
ステラはとても嬉しそうに笑った。
「答えなくていいの。あのね。おまじないを教えてあげる。もしかして、ずっと後の事だけれど、だれかと仲良くしたくても勇氣が出ないようなことがあったら、つかうといいわ」
それからポニーテールに手を当てると、するっとサテンでできた赤いリボンをぬいた。
「ほら、綺麗でしょう。ミラノで買ったの。これをしているとね、とても可愛い女の子になれるの。大好きな人の前に立って、ほら見て、可愛いでしょうって言いたくなるのよ。赤はハートの色なの」
そういうと、さっとダンゴの髪の周りに赤いリボンをかけて、カチューシャのようにし、右の上の方に蝶結びをした。ダンゴの顔が、花が咲いたように明るくなった。ほらかわいい。ステラはにっこりと笑った。
「普段は男の子みたいでもいいの。でもね、この世にはセクシーできれいな女の人や、優しくてかわいい子がいっぱいいるでしょう? だから、いつも男の子みたいにしていると、男の子にとって透明になっちゃうの。だから、ここぞって時には可愛い女の子だよって、アピールしないと忘れられちゃう。ダンゴは足も綺麗だから、ミニスカートも似合うのよ」
ダンゴはびっくりして手を振った。ミニスカートなんて履こうと思った事もなかった。
ステラはダンゴの反応におかまいなしにどんどんと続けた。
「一度で氣がついてくれなくてもがっかりしないでね。なんどもなんどもしつこくアピールしたら、きっと氣づいてくれるから」
それを聞いて、ヨナタンはやれやれという風に天を仰いだ。ダンゴは本当なんだと思っておかしくなった。
「さあ、ダンゴの大事な人のお誕生日の前祝いをしてもらいましょう!」
ステラはダンゴの腕をとって、大道芸人たちの前に連れて行った。ヨナタンがギターケースの中に五ユーロ札をそっと置いた。ステラが四人の大道芸人たちに耳打ちすると、四人は大きく頷いて、演奏を始めた。
Tanti Auguri a te,
Tanti Auguri a te,
Tanti Auguri cara S,
Tanti Auguri a te!
Happy birthday to you.
Happy birthday to you.
Happy birthday dear サキさん.
Happy birthday to you!
ステラはヨナタンと湖畔の道を歩いていた。この春のように穏やかな暖かい心持ちでの散歩だった。たくさんの言葉は必要ではなかった。キラキラと輝く湖水が世界を祝福しているようだった。ステラは高く結ったポニーテールを二つに分けてぎゅっと左右に引っ張った。キラキラ光る金髪をまとめたゴムが締まって、きもちまでも引き締まったように思えた。ステラはお氣に入りの赤いリボンをしていた。サーカス「チルクス・ノッテ」に入団して、最初のお給料で買った思い出の品だ。大好きなヨナタンが道化師の扮装をして掲げる紅い薔薇を思わせる色だった。
少し先の方に、小さな人だかりがてきていた。
「なんだろう。ヨナタン、行ってみない?」
青年は黙って微笑んだので、ステラはとても嬉しくなって駆け出した。
近づいてみると、そこには四人組の大道芸人がいて二人はフルートを、一人はギターを奏で、その真ん中で青年が見事なテノールで歌っていた。
「あ、この曲、知ってる……何だっけ……」
「ドリーゴのセレナーデ」
ステラの問いかけに、ヨナタンは小さな声で答えた。
「『百万長者の道化師』とも言うんですよね」
突然、横から東洋人風の女の子が口を挟んだ。ステラは「まあ!」という顔をしてヨナタンを見たが、その「まあ」に含みを感じたヨナタンは露骨にイヤな顔をした。
ステラは慌てたように、東洋人の女の子の方を向いて話しかけた。
「こんにちは。あなたは旅行中なの?」
女の子はにっこりと笑った。深緑と茶色のジャケットのポケットに両手を突っ込み、飾り氣のない少年のようないでたちで、セミロングの髪も無造作に後ろで束ねてあるだけだ。でも、笑うと形のいい唇の口角が上がって女の子らしくなる。微かに色のさしたふっくらとした頬が柔らかそうだ。
「日本から来たんです。ダンゴって、みんなに呼ばれています」
ステラは大きく握手をしてダンゴに笑いかけた。
「私はステラよ。こちらはヨナタン。私たち、サーカスで働いているのよ」
「わたし、あなたを知っています。昨夜、サーカスを観に行ったんです。あなたのあの演技、とても素敵だったわ。なんていうのかしら、あの演目……。布を体に巻き付けてそれを飛ぶみたいな……」
「エアリアル・ティシューって言うのよ。見てくれてありがとう。このヨナタンは、ジャグリングをしていた道化師なの」
ダンゴの差し出した手をヨナタンも握って微笑んだ。「道化師の曲にぴったりね」ダンゴがそういうとヨナタンは肩をすくめた。
「ダンゴは一人で旅をしているの?」
「そうなんです。でも、短い旅で、すぐに帰るんです」
「どうして?」
「とても大切な人の誕生日がすぐなの」
「まあ、おめでとう!」
「伝えます」
ダンゴはうつむいて小さく笑った。それからステラとヨナタンを眩しそうに見て、それから何度かとまどってから、ようやく口を開いた。
「お二人、とても仲がいいんですね」
ステラとヨナタンはびっくりしたように顔を見合わせたが、何でもないようにヨナタンが微笑むとステラはにっこりと笑って言った。
「そうなの。あのね、私がヨナタンの事を大好きでアタックしまくっているの。それをわかって、ヨナタンは優しいから一緒にいてくれるのよ」
それからダンゴの耳に口を近づけた。
「もしかして、ダンゴは誰かと仲良くしたいの?」
ダンゴはじっと下を向いた。そんなことは、自分では思っていなかったし、そう意図して訊いたわけでもなかった。でも、そういわれてみると、もしかしてステラに訊きたかったのはその事だったのかもしれないと思った。
ステラはとても嬉しそうに笑った。
「答えなくていいの。あのね。おまじないを教えてあげる。もしかして、ずっと後の事だけれど、だれかと仲良くしたくても勇氣が出ないようなことがあったら、つかうといいわ」
それからポニーテールに手を当てると、するっとサテンでできた赤いリボンをぬいた。
「ほら、綺麗でしょう。ミラノで買ったの。これをしているとね、とても可愛い女の子になれるの。大好きな人の前に立って、ほら見て、可愛いでしょうって言いたくなるのよ。赤はハートの色なの」
そういうと、さっとダンゴの髪の周りに赤いリボンをかけて、カチューシャのようにし、右の上の方に蝶結びをした。ダンゴの顔が、花が咲いたように明るくなった。ほらかわいい。ステラはにっこりと笑った。
「普段は男の子みたいでもいいの。でもね、この世にはセクシーできれいな女の人や、優しくてかわいい子がいっぱいいるでしょう? だから、いつも男の子みたいにしていると、男の子にとって透明になっちゃうの。だから、ここぞって時には可愛い女の子だよって、アピールしないと忘れられちゃう。ダンゴは足も綺麗だから、ミニスカートも似合うのよ」
ダンゴはびっくりして手を振った。ミニスカートなんて履こうと思った事もなかった。
ステラはダンゴの反応におかまいなしにどんどんと続けた。
「一度で氣がついてくれなくてもがっかりしないでね。なんどもなんどもしつこくアピールしたら、きっと氣づいてくれるから」
それを聞いて、ヨナタンはやれやれという風に天を仰いだ。ダンゴは本当なんだと思っておかしくなった。
「さあ、ダンゴの大事な人のお誕生日の前祝いをしてもらいましょう!」
ステラはダンゴの腕をとって、大道芸人たちの前に連れて行った。ヨナタンがギターケースの中に五ユーロ札をそっと置いた。ステラが四人の大道芸人たちに耳打ちすると、四人は大きく頷いて、演奏を始めた。
Tanti Auguri a te,
Tanti Auguri cara S,
Tanti Auguri a te!
Happy birthday to you.
Happy birthday to you.
Happy birthday dear サキさん.
Happy birthday to you!
(初出:2013年3月 書き下ろし)
追記
「大道芸人たち」meets「夜のサーカス」はずっと昔に温めていたアイデアでしたが、実現する間もなく「夜のサーカス」が完結してしまいそうでした。今回使えてちょっと嬉しかったです。MARIO DEL MONACO SINGS " SERENADE--ARLEKINADA " BY DRIGO
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Comment
うわ~!!!感激です!!!
Artistas callejerosのメンバーにお祝いをしてもらえるとは夢にも思いませんでした。
それにヨナタンやステラにまでかかわってもらって……。
そしてアントネッラいやマリアですね。マリアにも祝ってもらったことになるのかな。
夕さん、サキの誕生日を憶えていてもらえたのだけでもビックリしているのに、最高の1日にしていただきました。1つ歳をとりましたがこんなに嬉しいことがあるんですね。サプライズ企画にあらためて感謝です。
前半部分のアントネッラの動きはとても愉快です。アントネッラの姿を想像して思わず笑っちゃいますよ。あまがえる色のバイクのオーナーとしては妖しかったでしょうね。おちおちコーヒーも飲んでられなかったんじゃ無いかと同情します。
あまがえる色?KAWASAKIのコーポレートカラーですね。H1と同じメーカーですね。
でもアントネッラ、“無理”と宣言するまでにちゃんと努力してみるんですね、さすがです。そしてアントネッラの世界では「夜のサーカス」はお蔵入りしているのですね。主人公の2人のせめてもの登場の場として、この掌編が書かれているという設定、凝っているしエスとしてもサキとしても嬉しかったです。
後半部分、赤いリボンがこんな風に使われるとは……感動です。ダンゴに入れ知恵したのは、なんとステラ!最初ステラがポニーテールを赤いリボンで留めていることに(?)と思ったんですが、展開にビックリでした。ミニスカートにまで触れていますねぇ。火の玉少女に指南を受けてダンゴは突撃するのでしょう。それも何度も。
たぶんケッチン、1回目で気がついていると思うんですよ。とても照れ屋の設定ですからね。
4人組の歌っている曲も意味深だし、それによく考えるとこのお話、後日談になっていますよね?2人は仲よさそうに歩いているし、顔を見合わせたり、良い雰囲気だし。本編がどのような結末を迎えるのか楽しみにしています。
素敵な作品、素敵なプレゼントありがとうございました。
最高の誕生日になりました。嬉しかったです。
Artistas callejerosのメンバーにお祝いをしてもらえるとは夢にも思いませんでした。
それにヨナタンやステラにまでかかわってもらって……。
そしてアントネッラいやマリアですね。マリアにも祝ってもらったことになるのかな。
夕さん、サキの誕生日を憶えていてもらえたのだけでもビックリしているのに、最高の1日にしていただきました。1つ歳をとりましたがこんなに嬉しいことがあるんですね。サプライズ企画にあらためて感謝です。
前半部分のアントネッラの動きはとても愉快です。アントネッラの姿を想像して思わず笑っちゃいますよ。あまがえる色のバイクのオーナーとしては妖しかったでしょうね。おちおちコーヒーも飲んでられなかったんじゃ無いかと同情します。
あまがえる色?KAWASAKIのコーポレートカラーですね。H1と同じメーカーですね。
でもアントネッラ、“無理”と宣言するまでにちゃんと努力してみるんですね、さすがです。そしてアントネッラの世界では「夜のサーカス」はお蔵入りしているのですね。主人公の2人のせめてもの登場の場として、この掌編が書かれているという設定、凝っているしエスとしてもサキとしても嬉しかったです。
後半部分、赤いリボンがこんな風に使われるとは……感動です。ダンゴに入れ知恵したのは、なんとステラ!最初ステラがポニーテールを赤いリボンで留めていることに(?)と思ったんですが、展開にビックリでした。ミニスカートにまで触れていますねぇ。火の玉少女に指南を受けてダンゴは突撃するのでしょう。それも何度も。
たぶんケッチン、1回目で気がついていると思うんですよ。とても照れ屋の設定ですからね。
4人組の歌っている曲も意味深だし、それによく考えるとこのお話、後日談になっていますよね?2人は仲よさそうに歩いているし、顔を見合わせたり、良い雰囲気だし。本編がどのような結末を迎えるのか楽しみにしています。
素敵な作品、素敵なプレゼントありがとうございました。
最高の誕生日になりました。嬉しかったです。
あらためて、おめでとうございます!
(スイスはまだ30日ですので)
実は、お返しはTOM-Fさんの後にするつもりで用意していたのですが、昨日、あ、これなら間に合う! とターボでお誕生日仕様にして書きました。喜んでいただけて嬉しいです。
そうなんです。あまがえる色はKawasakiをイメージしました。でも、アントネッラは機種はわかりっこないので、わざわざぼかした感じにしてみました。
いちおう、本編の「夜のサーカス」ではなくてアントネッラの書いている「夜のサーカス」なので、若干の違いがあるかもしれません。二人が仲良くしているのもアントネッラの希望的観測によるものの可能性もあるし、全てが終わって確信をもって書いている可能性もある、という事にしておきましょう。答えは来月の今ごろにはサキさんにもわかっているでしょうから。
リボンの設定、勝手に作っちゃってごめんなさい。こんな重要な事を書いても大丈夫かなと心配だったのですが、「ダンゴを使って書け」のお題だったから、許してもらえるかな〜と……。
私の全作品の中でしつこいアタックでステラの右に出るキャラは一人もいないので、ここはやっぱりステラだよなと思いました。どんなにダンゴが引っ込み思案でも、ステラに指南されたら「そんなに積極的でもいいのかしら?」と錯覚するかも。
「百万長者の道化師」の曲でヨナタンがイヤな顔をするというシーンは、実は現在発表しているこの時点でしか使えないエピソードでして(先月では早すぎるし、最終回の後ではでは遅すぎる)、お蔵入りだなあと思っていたのですよ。無事に使えてニンマリでございます。
いろいろと自己満足なモチーフを埋め込みましたが、喜んでいただけてとても嬉しいです。
リクエストとコメント、ありがとうございました。
(スイスはまだ30日ですので)
実は、お返しはTOM-Fさんの後にするつもりで用意していたのですが、昨日、あ、これなら間に合う! とターボでお誕生日仕様にして書きました。喜んでいただけて嬉しいです。
そうなんです。あまがえる色はKawasakiをイメージしました。でも、アントネッラは機種はわかりっこないので、わざわざぼかした感じにしてみました。
いちおう、本編の「夜のサーカス」ではなくてアントネッラの書いている「夜のサーカス」なので、若干の違いがあるかもしれません。二人が仲良くしているのもアントネッラの希望的観測によるものの可能性もあるし、全てが終わって確信をもって書いている可能性もある、という事にしておきましょう。答えは来月の今ごろにはサキさんにもわかっているでしょうから。
リボンの設定、勝手に作っちゃってごめんなさい。こんな重要な事を書いても大丈夫かなと心配だったのですが、「ダンゴを使って書け」のお題だったから、許してもらえるかな〜と……。
私の全作品の中でしつこいアタックでステラの右に出るキャラは一人もいないので、ここはやっぱりステラだよなと思いました。どんなにダンゴが引っ込み思案でも、ステラに指南されたら「そんなに積極的でもいいのかしら?」と錯覚するかも。
「百万長者の道化師」の曲でヨナタンがイヤな顔をするというシーンは、実は現在発表しているこの時点でしか使えないエピソードでして(先月では早すぎるし、最終回の後ではでは遅すぎる)、お蔵入りだなあと思っていたのですよ。無事に使えてニンマリでございます。
いろいろと自己満足なモチーフを埋め込みましたが、喜んでいただけてとても嬉しいです。
リクエストとコメント、ありがとうございました。
夜のサーカスの独特な雰囲気がありますよね。
書き手の悩みや題材などなんだかろうそくの火で勉強しているような
そんなロマンチックな雰囲気で書いているのだろうなとイメージできますね。
書き手の悩みや題材などなんだかろうそくの火で勉強しているような
そんなロマンチックな雰囲気で書いているのだろうなとイメージできますね。
こんばんは。
小説によって少しずつ違うカラーが出るように努力しているのですが、それを感じていただけて嬉しいです。
かなりレトロな雰囲氣を散りばめて書きました。
左紀さんのエスとのコラボで番外編を書く時には、本編よりも少しだけコミカルになるようにしています。
アントネッラはかなりの変わり者設定ですが、本編でそこを強調するとうるさいので番外編で遊んでいます。
本編はいよいよ次回が最終回です。読んでいただけて嬉しいです。
コメントありがとうございました。
小説によって少しずつ違うカラーが出るように努力しているのですが、それを感じていただけて嬉しいです。
かなりレトロな雰囲氣を散りばめて書きました。
左紀さんのエスとのコラボで番外編を書く時には、本編よりも少しだけコミカルになるようにしています。
アントネッラはかなりの変わり者設定ですが、本編でそこを強調するとうるさいので番外編で遊んでいます。
本編はいよいよ次回が最終回です。読んでいただけて嬉しいです。
コメントありがとうございました。