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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

うちのキャラで分野別No.1を選んでみた

今日はどうでもいい記事です。数だけはいっぱいいる(2014年1月に発表済みのキャラだけで267人いました。それからたぶん30人以上増えていると思う、もう数えないけど)ので、キャラのこれだけは負けないって分野別にトップを選んでみました。お遊びです。読まれた方々、何人憶えていらっしゃるでしょうか……。



◆名前が長い No.1
アーデルベルト・ヴィルフリード・フォン・エッシェンドルフ from「大道芸人たち Artistas callejeros」
カタカナで書くの異様に面倒くさいです。おとーちゃんも名前長いし。第二部でのフルネームはさらに長くなる予定。ちっ。

ところで先日書いた冗談作品の中で出した稲架村はざむら貴輝という日本名ですが、アーデルベルト(高貴で輝かしい)・エッシェン(トネリコ=東北で稲架木としてつかわれた)ドルフ(村)ということで。こいつ、日本名にしても面倒くさい……

◆人氣 No.1
四条蝶子 from「大道芸人たち Artistas callejeros」
他にも摩利子とか真耶とか、女傑系の人氣が高いように思うんだけれど、主役を張っているのはこの人。あと、美人のヒロインが極端に少ない私の小説群で、好き嫌いが別れるものの一応美人。性格に難ありだけれど。

◆胡散臭い No.1
団長ロマーノ・ペトルッチ from 「夜のサーカス」
見かけもだけれど、やることのすべてが胡散臭い。そして、打たれ強い、私のキャラの中では随一のしょーもないお方。

◆一番位が高い
グランドロン国王 レオポルド二世 from 「森の詩 Cantum Silvae - 貴婦人の十字架」
まだ登場していないけれど、国王だから。まだ皇帝ってのは書いたことがないので、人間では王様が最高位です。さっさと本編を終わらせて、この人のお話を書きたいけれど、本編ではまだ登場もしていないんですよね〜。

人間以外を含めると、ああ、樋水龍王神だろうな。

◆最も悪いヤツ
ミハエル・ツィンマーマン from 「夜のサーカス」
名前だけで登場しなかった人だけれど、極悪人キャラでした。主人公を殺そうとしていたしね。

◆「おいおい」度 No.1
ジュリア・ド・バギュ・グリ from 「森の詩 Cantum Silvae」
断片小説でしか出てきていないのに、トンデモぶりでは群を抜いているお姫様。身持ちは悪いわ、態度は偉そうだわ、遁走しちゃうわ……。

◆上から目線 No.1
俺様ネコ  from 「タンスの上の俺様」
もともとは招き猫。上から目線で高飛車だけれど、特に何かが出来るわけではない。

◆へたれヒロイン
高橋瑠水 from 「樋水龍神縁起 Dum Spiro Spero」
いろいろと迷走してくれました。連載中も流されまくって読者をヤキモキさせたダメなヒロイン。

◆今年脚光を浴びた人
谷口美穂 from 「マンハッタンの日本人」
去年書いたまますっかり忘れていた所、今年の「scriviamo!」でポール・ブリッツさんに掘り起こしていただいたのを皮切りになぜか起用が相次いだ。

◆謎のキャラ、ここだけは首位が二人
斉藤専務  from 「リナ姉ちゃんのいた頃」
名前は出てくるけれど、未だにどんな人だかよくわからない。主人公の母親に言わせると「あの人には逆らわない方がいい」らしいけれど。

ファナ・デ・クェスタ from 「ヴァルキュリアの恋人たち」
本人が出てこない。ビゼーの「アルルの女」みたい。「神話系お題」シリーズのために書いたけれど、設定すらない謎のキャラ。

◆出てきてすぐに死んだ人
瑠璃媛 from 「樋水龍神縁起」 (この小説は別館に隔離中)
平安時代の有名な御覡(巫女)なのだけれど、悲恋の末、たった一章の中で死んでしまいました。小説はその生まれ変わりがヒロイン。

◆最高齢者
アントニオ from 「狩人たちの田園曲」
79歳のお爺ちゃん。成り行きで結婚したけれど、60年も添い遂げてけっこう幸せみたいです。

◆甘い物が好き
クリストフ・ヒルシュベルガー教授 from 「教授の羨む優雅な午後」
日本に来てあまりのスイーツのレベルの高さに狂喜乱舞していました。ひげを生やした厳格な教授、のはず。



あ、よかったら、みなさまのキャラでも遊んでみてくださいませ。っていうか、みなさまのを読みたいなあ……。
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Category : 構想・テーマ・キャラクター

Comment

says...
本当だ。これを拝読して、結構お話も読んだつもりだったけれど、全部分からなかったのがショックでした。いや、というよりも短編の人は記憶から抜けてるのかも。っても下の二人だけなんですけれど。
タンス猫(俺様ネコ)とか、強烈系は覚えてるもんだな……
そうか。やっぱり篠笛のお蝶は際立ったキャラですね。人気も、性格も、突出しているかもしれません。しかもサービスショット付きだったし(*^_^*)
これは夕さんだからこそできる企画だなぁ。
うちのキャラ達、あまりにもマイナーな連中ばかりで。人気ナンバーワンは、もしかしてマコト??
いや、あの仔猫はそんなことを聞いたらきっと図に登るに違いない^^;
でもちょっと、いつかやってみようかなぁ。
同じパターンは無理だろうけれど。
楽しく読ませていただきました(*^_^*)
2014.06.28 09:08 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
そんなにたくさん、しかもいろんなタイプがいるんだなあ
でもやっぱり蝶子さんが一番人気なのかw
私にとってもなぜかこのブログのキャラは女傑系のイメージが強いです
ブログの異国的雰囲気とも似合うからかなあ?
2014.06.28 11:13 | URL | #- [edit]
says...
 こんばんは。
やはり 蝶子さん!!!! 流石 蝶子さん!!!! って感じですね。
僕にとっても 八少女さんの描き出す女性像のイメージは 自立していて個性的で そして美人。
すっごく 蝶子さんのイメージ受けています。
そして 胡散臭い… 団長… 確かに… でも いい意味でも悪い意味でも大人で あのシリーズに際立った味付けしている人物ですよ。

僕の方の一番人気は… ワトスン君か いかれた兄ちゃんか… 何方かかな。 
2014.06.28 11:59 | URL | #- [edit]
says...
ああ、こういう風にキャラクターレビューするのも面白いですね。
順位別にするのも。
作ったキャラクターをレビューするのは面白いですよね。
よくわかります。
2014.06.28 12:07 | URL | #- [edit]
says...
わあ。面白いですね。
自分のキャラに、ランキングを付けてみる。
「出てきてすぐに死んだ人」には思わず笑ってしまいましたが、
結局はその生まれ変わりがヒロインになるんですね。

いろんなランキング1位を載せていらっしゃいますが、
そのキャラクターたちに込められている愛を感じました。

私もやってみたいけど、
ショートショートが多いからなあ…。
2014.06.28 13:54 | URL | #41Gd1xPo [edit]
says...
こんばんは。

いやあ、全部わかるのは私一人だと思います(笑)
アントニオはかなり前の方に発表した作品だし、あまり強烈なキャラではなかったですしね。
ヒルシュベルガー教授は「小説家・八少女 夕」という高橋月子さんに作っていただいたキャラの上司で、もう一度だけ冗談作品(http://yaotomeyu.blog.fc2.com/blog-entry-725.html)にも出演していますが、そういう冗談用のキャラなので……。

マコトみたいなみなさまに溺愛される系キャラはほとんどいないのが、私のところのキャラの特徴でしょうか。俺様ネコのふてぶてしさとか、もうフォローのしようもない。お蝶もそういうキャラですが、中ではみなさんに愛されているような……。サービスショットでさらにおじさんたちの票を……(なんのため?)

いやあ、彩洋さんのところも個性的なキャラが多いじゃないですか。そりゃポピュラーなのはマコトや竹流でしょうけれど、もっと違ったところでキャラの立っている人たちにスポットライトを当ててあげてくださいませ。

楽しみにしております。

コメントありがとうございました。
2014.06.28 16:03 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

いやあ、キャラの立ち方でいったら「ダメ鬱」には負けるかと。
そうですね。「蝶子さん、好きです」とおっしゃってくださる方は多いです。
あんな性格だけど……

女傑ばかり増える、とんでもないことになりつつあるんですけれど。へたれヒロインが多いからなのか。

コメントありがとうございました。
2014.06.28 16:07 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

そうなんですよ。蝶子人氣はやっぱり突出しているような。なぜ……。

そして団長ロマーノもしょーもないキャラが安定しているので、みなさんの反応をたくさんいただける美味しいキャラなのです。冗談作品での活躍も多いし。

ああ、ワトスン君といかれた兄ちゃん、一人を選ばなくちゃいけないのはつらいですね。どちらも捨てがたいです。でも、ワタリガラスの男さまも忘れちゃいけないような。

よかったらやってくださいね〜。

コメントありがとうございました。
2014.06.28 16:11 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

ありがとうございます。面白おかしく遊んでいるようで、さりげなく宣伝にもなりますしね。
実際のところ、全部のわかる方というのはそんなにいらっしゃらないと思いますし。

数だけはたくさんいるので、この手のネタには困りません。
面白がっていただけて何よりです。
よかったらLandM さんもどうぞ〜。

コメントありがとうございました。
2014.06.28 16:49 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

プロの書かれた作品や、超人氣作品だと、こういうのはファンの方がしてくださるのでしょうが
ええ、自分で楽しんじゃってます。
こういうのをやると、まだ読んでいない方も「あれ、こういうのは読んでみたい」とクリックしてくださるかも、と姑息な思惑もあります(笑)

そうですね。極悪人は別として、創り出したキャラたちはみなそれぞれに好きです。出来の悪い子も含めて。

ショートショートこそ、この手の紹介が生きると思いますよ! よかったらどうぞ。

コメントありがとうございました。
2014.06.28 16:54 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
これも面白いですね^^
4割くらいしか分からなかったけど、知らないキャラでも、その背景が見えてきて作品の紹介にもなりますよね。
夕さんにはキャラがたくさんいるので、こういうランキングは読んでいてたのしいな。
おもしろそう。
やってみたいな・・・なんて思いながら自分のキャラに置き換えてみると・・・・・。
あ、だめだ。
いい人か悪い人か、とか最後に死んじゃうか、とか、ばれたらミステリーとして成立しなくなるネタばかり・・・・。
ミステリーって面倒です><
人物紹介した時点でネタばれになっちゃうから(笑)
だけど、一部変更して掲載してみるのも、面白そうですね^^

あ、関係ない話だけど、夕さんのこのテンプレは、漢字にルビが振れていいですね。
これがあるのとないのとでは、読みやすさに大きな差が出てくるとおもうので、かなりうらやましいです。
これはもしかして、夕さんのカスタマイズでしょうか。
2014.06.29 00:50 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
おはようございます。

長編の他に、一度しか出てこなかった短編のキャラが山のようにいますので、全然わからないキャラだらけでも普通だと思います。たとえばアントニオなんて、最高齢なだけでキャラ群の中では本当に目立たない存在ですし。でも、寵愛しているキャラだけでなく、たまには目立たないヤツらにも脚光を浴びせるのもいいかも。

あ、もちろんこんな形じゃなくても構いませんので、ぜひやってみてくださいませ。楽しみにしています。

それとルビですが、テンプレートはどれでも構わなくて、単純にHTMLタグです。
<ruby><rb></rb>稲架村<rp>《</rp><rt>はざむら<rp>》</rp></rt></ruby>
という具合に「稲架村」の所に漢字を、「はざむら」の所にルビを入れます。<ruby>タグ非対応のブラウザの場合はかっこで囲まれるようになっています。
ぜひお試しくださいませ。

これでもちょっと面倒くさいので、できるだけルビの必要な命名は避けています。小説に一度か二度でてくるだけならいいですが、更新の度にこれをやるのは勘弁してほしいと思ってしまうので。

コメントありがとうございました。
2014.06.29 09:13 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
うわああ、HTMLでルビがふれるのですね。
知りませんでした。
limeさん、良い質問をしてくれました。
八少女さんlimeさん ありがとうございます。
勉強になりました。
2014.06.29 10:37 | URL | #em2m5CsA [edit]
says...
こんにちは。

そうなのです。もともとはTOM-Fさんの小説で見かけて、調べてみてこのタグの存在を知り、使うようになりました。ただ比較的新しい仕様らしく対応していないブラウザもあります。limeさんへのコメ返で書いたものは、TOM-Fさんが使っているのと同じ形式で、対応していないバージョンにかっこをつける対策もしてありますが、本当に100%のブラウザで有効かどうかは疑問です。まあ、ウルトラ古いブラウザで、かつ、私の小説をよく読む方というのはほとんどいないと思うので、いいことにしています。

また手動でつけるしかないので、主人公の名前のような頻出文字でやると、更新の度に地獄を見ます。でも、ありますよね。掛詞やら、設定上の必要で、どうしても見たままの音ではなくてふりがなつけたいときも。
お役に立てて嬉しいです。

コメントありがとうございました。
2014.06.29 11:53 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
わ。こういうの、たーのしいですね。
こうしてみると、夕さん、本当に色々なキャラを生み出していらっしゃる。
そしてちゃんと今でも息づいているところがすごいですねえ。
キャラの個性はお話の色に大きく影響するので、こうして見直すのも興味深いです。

↑のルビのお話、とっても参考になりました。
うちにもルビ必要キャラがいるので。
稲架村さんは、ルビがなければ私の中ではいなかむら(田舎村)さんでしたあ。すみませ~ん(><)
2014.06.29 13:42 | URL | #- [edit]
says...
わ~い、ルビ、できました!
これ、すごくいいです。名前もそうですが、漢字でも二通りの読み方がある時とか、すんなり読んでもらえるようになるので、嬉しい^^
(そんな漢字、ルビ振らなくたっていいよ、とか逆に叱られそうですが><)

しのぶもじずりさんのキャラはきっと、名前が読み易くなりますね。
2014.06.29 13:48 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

一度生まれちゃうと、その後は再利用があろうとなかろうと、どこかで存在を主張しているように思いますよ。
個性の強烈なのほど、後から「また出せ!」とうるさく主張してくるような。
でも、それは私に対してだけなので、時々こうやって紹介させていただいたりして。

ルビの件、みなさんのお役に立って嬉しいです。稲架村なんて絶対に読めません。なんせ作った本人が「なんて読むんだっけ」と設定書を見返す羽目になりましたから。日本語の特殊な読みって不思議ですよね。

コメントありがとうございました。
2014.06.29 16:30 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
これ、面白いですね。
やはり、お蝶さんの存在感はハンパないっす。私も最初に読ませていただいた時には、かなり衝撃を受けましたからね。
瑠水ちゃんにはハラハラさせてもらいましたし、谷口美穂さんは私も使わせていただきました。その節は、うちの生意気娘がお世話になりまして、改めてお礼を申し上げます(笑)
男性陣もそうですが、八少女夕さんのキャラって、設定などの特徴がはっきりしているので読んでいてとても面白いですね。
この記事、ちょっと拝借しますね。私も遊ばせてもらいます。
2014.06.29 16:32 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

おお、さっそくお役に立てて嬉しいです。はじめての時は感動しますよね。確かに「黒子」は「くろこ」と「ほくろ」と両方正しいですよね。文脈で十分わかりますが、でもルビにしたいお氣持ち、よくわかります。ひらがなじゃ嫌って時だってありますよね。でも、かっこはうざいしって。

こういうことで助け合えるのって、ブログ交流の醍醐味ですよね。

ご報告わざわざありがとうございました!
2014.06.29 16:35 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。
衝撃って、あれですか、入浴シーン? (違うって)
蝶子は書いていて楽しいです。実世界ではあそこまでふっきれないですよね。
そしてみなさまに(どういうわけか)愛されて、たくさんの外伝で共演していただきましたし。
そのもともとはTOM-Fさんのところのみなさんが始まりだったんですよね〜。

目下の課題は、キャラの立った男をかくことですかね。ロマーノみたいに「おいおい」なところまでキャラが立っちゃったのはいいとして、「キャラは立っているけれど、それでも惚れちゃう」みたいなのがあまりいないかも。

お持ち帰りありがとうございます。ぜひぜひ! 楽しみにしていますね。

あ、それと、上のコメントで「ルビが振れる」の話題で盛り上がっていますが、そもそものルビタグの存在に氣づかせてくださったTOM-Fさんへのお礼がまだだったような。この場を借りて御礼申し上げます。

コメントありがとうございました。
2014.06.29 17:21 | URL | #9yMhI49k [edit]

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