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scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】大道芸人たち (7)コモ、 湖畔の晩秋 -2-

イタリア編の最後になりますが、実際には今回四人がいるのはイタリア語圏のスイスです。絆が深まってきて、稔が(ぼかしながらですが)過去の事について語りだします。この後、四人はスペインへと向かいます。
あらすじと登場人物
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大道芸人たち Artistas callejeros
(7)コモ、 湖畔の晩秋 -2-


ロッコ氏のレストランは月曜日が定休日なので、四人の休みも強制的に月曜日になった。その日はいい天氣だったのでロッコ氏に借りた車でドライブに出かけた。鮮やかな黄に色づいた白樺の林を抜け、モンテ・ビスビーノを通ってスイスのルガーノへ。車の好きな稔は運転するヴィルを羨ましそうに見た。

「ちくしょう。俺も免許証を持っていればなあ」
蝶子はヨーロッパの免許証を持っているのだ。

「ドイツで取得したの。IDカード代わりになるから、日本のにも書き換えられるといいんだけど、きっと無理よね」
助手席から後ろを振り向いて蝶子が言った。
「どうだろう。俺の日本の免許は、もう失効しちまっているだろうな。次に帰った時に、再申請すれば救えるかな」
稔は言った。

「海外でちゃんとしたヴィザがあればね」
「げ、そうか。俺たち、もしかして不法滞在?」
「そうよ。もしかしなくても不法滞在だわ」

蝶子の在留届はまだミュンヘンになっているはずだ。何か大使館から連絡が来る時には、エッシェンドルフの館に行ってしまうのだが、それを変更しようにもヴィザと新しい住所がない以上どうにもできない。稔にいたっては在留届すら提出していなかった。ヴィルとレネはヨーロッパにいる以上は何の問題もなかった。免許証もパスポートもヨーロッパ中でフリーパスだからだ。

「ヴィザの問題はなんとかしなくちゃいけないだろうなあ」
「そうね。私も来年にはヴィザが切れちゃうのよね」

レネは感心していった。
「やっぱり日本人ってまじめなんですねぇ」
「なんで?」
「ヨーロッパに何万人の不法滞在者がいると思います?だれもヴィザの問題なんか氣にしていませんよ」

「だってこれまでの人生、常に遵法でやってきたんだもの。そう簡単に変えられないわよねぇ」
「そうだな。お蝶は、日本に帰りたいと思わないのか」

「帰る所なんてないもの」
蝶子はぽつりと言った。

「留学前に、ドイツに送るもの以外、持ち物も全部処分したのよ。親には縁を切られちゃったし。それに、帰って仕事を探して新たに人生をはじめるには、ここで自由を謳歌しすぎちゃったわ」
「同じく。ま、もうちょっとしてから、考えようぜ。以前、一人でいた時には浮浪者同然だったけれど、Artistas callejerosを結成してから、いろいろ変わってきたしさ。そのうちにいい解決案が出るかもしれないぜ」

「そうね。あら、テデスコ、ルガーノはあっちって標識が出ていたわよ。どこに行くの?」
「モルコテ。小さな村だ」

「前にここに来た事があるんですか?」
レネが訊いた。

「六年くらい前に一度来た。湖畔の落ち着いたカフェもあるし、感じのいい小さなリストランテもある。ルガーノは後で行けばいいだろう?」
「もちろん。私ティツィーノは初めてなの。イタリアとずいぶん感じが違うわね」

「商業的な看板が急になくなったな」
「道も全然違う。舗装がちゃんとしている」
「ティツィネーゼはイタリア人と一緒にされるのを嫌がるそうですよ」
「国境一つ超えるだけで、ずいぶん違うのねぇ」



モルコテは小さなかわいい村だった。ルガーノ湖に張り出した半島の先端にあり、風光明媚で温暖なためヴィラやレストランが並び、アーケードにはかわいい土産物屋もある。四人は湖畔に張り出したカフェでアペリティフとして白ワインを頼んだ。晩秋でアルプスの連峰はすでに真っ白な雪で覆われているのに、この日は燦々と降り注ぐ太陽で思ったよりも寒くなかった。

「この白ワイン、美味しいわね。どこのかしら」
「エペス。ロザンヌの近くだ」
ヴィルが銘柄を見ながら言った。

「そこもいつか行こうぜ」
稔が言った。蝶子は嬉しそうに頷いた。ヴィルが続けた。
「秋に行くと、ワイナリーでたくさん試飲をさせてくれるらしい」

「それを言ったら、プロヴァンスだって行かないと」
レネがいうと、稔が言った。
「ドイツだってモーゼルがあるだろう?」

「行く所がたくさんあって忙しいわね」
蝶子は、レネと稔のグラスにワインを注いだ。
「俺には?」
ヴィルが訊くと、蝶子は車のキーを指差した。

「それとも帰りは私が運転する?」
「あんた運転上手いのか?」
「山道はまだ運転した事ないの」

レネと稔が青くなって懇願するような顔をヴィルに向けた。ヴィルはため息をついて、残りのワインを蝶子のグラスに注いだ。

「今は、いつも鉄道で移動しているけれど、四人だったら本当は車で移動した方が経済的だよなあ」
稔が言った。

「そうですよね。鉄道では行きにくい街にも行けるし、夏にはキャンプ場にも泊まれますしね」
レネも言った。蝶子も身を乗り出した。
「みんなでお金を貯めて、中古車を買うってのはどう?」

「賛成。どうせなら、キャンピングカーにするか?」
稔の提案に、ヴィルは首を振った。
「キャンピングカーは、ガソリンをやたらと食うし、速く走れないからいつも渋滞の先頭になる」
「げ。それはやだ」

「でも、ただの乗用車だと、いざという時に中で四人も眠れないわよね」
「だったらバンにしたらどうですか」

「それは悪くない。普通免許でも運転できるしな」
ヴィルも賛成した。

「じゃ、それまでに俺も免許証問題をなんとかしないとなあ。パスポートも近いうちに更新しないといけないし、頭が痛いなあ」

稔の言葉に蝶子もハンドバッグからパスポートを取り出して有効期限を確認した。
「私もあと一年ちょっとだわ」

「パスポートの更新は大使館ではできないんですか?」
レネが不思議そうに訊いた。

「またしてもヴィザ問題さ。ヴィザがない場合は戸籍謄本がいるんだよなあ」
「戸籍謄本って何ですか」
「ヨーロッパで言うと洗礼証明書みたいなものかしら?日本から送ってもらうわけにいかないの?」
「俺は失踪中なんだよ」
「あら。じゃあ、家族には頼めないわね。私もそうだわ。困ったわね。でも、委任状があれば家族でなくてもいいはずよ、確か。なんとかなるわよ」
蝶子は湖を見ながらワインを飲み干した。



リストランテでナッツソースのペンネを食べた。食後にはレネは栗のケーキを、蝶子はカシスのシャーベットを食べた。コーヒーを飲んだあと、ヴィルは車をルガーノに向かわせた。四人は腹ごなしに湖畔のプラタナスの並木道と石畳の街を散策した。

「やっぱりスイスだな…。駐車のマナーが違う」
稔がつぶやいた。レネも頷いた。
「ゴミや空き缶が落ちていませんね」

ショーウィンドウに吸い寄せられた蝶子がつぶやいた。
「ショッピングにもいいわね。このネックレス、すてきねぇ」
「値段をよく見ろ」
ヴィルに指摘されて、蝶子はゼロが予想より二つ多い事を認識して肩をすくめ、先を行った三人を追いかけた。パルマス広場でヴィルは地元民でにぎわうバーに入っていった。三人も続く。

蝶子はカンパリソーダを、レネはカーディナルを注文した。ジン・トニックを頼んで、稔が突然言った。
「ここは俺が払う」

「いったい、どうしたの?」
「もう、必死に金を貯める必要はなくなったんだ。たまにはお前らにご馳走したっていいだろう」
「何で俺が飲めない時にそれをやるんだ」
パナシェを注文したヴィルが言った。蝶子とレネは吹き出した。
「あ、そうか。テデスコにはまた別の時におごってやるからさ」

蝶子は時が来たと思った。にっこり笑いながら言った。
「そういえば、一般論だけど」
稔は、ほらきた、という顔をした。
「前から知りたかったの。多くの海外移民が故国に送金するのって、どうしてなのかしら」

レネは目を忙しなく動かして言葉を探し、ヴィルは俺は知らないぞという顔でパナシェを飲んだ。

「いろんな理由があるんじゃないか。ひと言ではまとめられないよ。大抵は単なる出稼ぎだろ。まあ、ちょっと特殊な例を挙げるならば…」
「挙げるのならば?」

「どっかでこんな話を聞いた事がある。ある男が故国でどうしても金が必要になったんだとさ」
「どのくらい?」
「三百万円」
「まあ、結構な額ね」
「そうだ。本人はそんな金は持っていなかった」

「それで?」
「ある女がその金を用意してくれたんだ。それはその女が結婚資金に長年こつこつと貯めた金だった」
「あら、大変なお金じゃない」
「そうさ。で、男はその女の望み通り、結婚する事を約束して、独身最後の貧乏旅行に出かけたんだとさ」

「それで?」
「男は帰らなかった」

蝶子はもう笑っていなかった。レネは泣きそうな顔をした。

「少なくともその男は送金して全額返したってことだろう」
ヴィルが言った。稔は黙って頷いた。

蝶子は稔の顔を覗き込んだ。
「その男は、その女に会いたくないの?」
「会いたくないんだ。悪い女じゃない。反対にものすごくいい女だ。真っ直ぐで、親切で、積極的で。でも、男はその女や家族や、社会的状況に囲い込まれていくのが、どうしても我慢できなかった。逃げ出したくてたまらなかった」

帰国の日に、シャルル・ド・ゴール空港で航空券を持って一時間も立ちすくんでいた。早くチェックインしなくてはならない。けれど、どうしても窓口に並ぶ氣にならなかった。建物を出て、空を見上げた。雲ひとつないコバルト色の空だった。こんな事をしてはいけない、帰らなくては、彼の良心は最後にそう思った。けれど彼の別の思いが良心に打ち勝った。彼は両手で航空券をつかみ、粉々に引き裂いた。原形をとどめなくなるまで何度も何度も。その紙吹雪が空に舞った。桜吹雪のようだった。ごめん、陽子。俺はお前の所には戻れない。どうしても嫌なんだ。

「その男は、私のよく知っている女に似ているのね」
蝶子は微笑んで言った。稔は訝しそうに訊いた。

「どんな女だよ」
「どこかの東洋人よ。あるドイツ人と結婚の約束をしていたの。そのドイツ人はその女のためにありとあらゆる事をしてくれたの。仕事の教育もしてくれたし、上流社会でのマナーも教えてくれたの。山のようにプレゼントも積んでくれたのよ。でも、女は自由になりたかったから、逃げ出しちゃったんだって」

稔は意味ありげに訊いた。
「もしかして、そのドイツ人はどっかの教授?」
「そうよ。ところで、おごってくれるって話だけど、もう一杯頼んでもいい?」

稔は笑って言った。
「好きなだけ頼め。お前らも遠慮しなくていいぞ」
ヴィルとレネも遠慮なく二杯目を注文した。
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Tag : 小説 連載小説

Comment

says...
セリフのテンポがとても良く面白かったです。
個々のキャラクターが活き活きと描かれていて、読んでいて楽しく読めました。
只、感情の流れがあまり見られず、感情移入出来なかったのが残念です。
これからも頑張って下さい^^。
2012.04.10 14:34 | URL | #- [edit]
says...
気持ちの持ちようさん。
わざわざ、二回に分けてのコメント、ありがとうございます!
また、褒めていただいた部分含めて、丁寧なご感想、感謝します。

> 只、感情の流れがあまり見られず、感情移入出来なかったのが残念です。
> これからも頑張って下さい^^。

そうかもしれません。
個人的に怒濤の感情を書くのは苦手な方だと自覚しています。
この作品に関しては、実は、わざと最初はほとんど何も感情を見せないという書き方をしているのでなおさらだと思います。スペイン編、それからその後にはかなり感情表現も出てくると思います。
もちろん、先を読んでいただけなければ、意味がないのはわかっています。気持ちの持ちようさんの貴重なご意見は今後の作品の参考にさせていただきます。
批判は本当に自分のためになるので、もしお時間があったら、今後も読み続けていただいて、またご意見をいただけるとありがたいです。
ありがとうございました。
2012.04.10 18:13 | URL | #- [edit]
says...
う~~~ん…………
たくさんの経験に裏打ちされた読み易い、それでいてなんてダイナミックな……
これまで夕さんの短編ばかりを読ませていただいたんですが、ついに長編を読み始めて感じた印象です。短編でももちろんその印象はあるのですが、長編でその思いをいっそう強くしました。
物語や登場人物に与えられた緻密な設定、そして入念に設計されたストーリー、埋め込まれたたくさんの伏線、最適なそれの開放、でもそれらせいで硬直するようなこともなくて、なんていうんだろう、上手く表現できませんがとても素敵な文章です。うわ~っとひきつけられて5話まできました。と書きながら6話も読んでしまいました。4人大人の事情、今は特に蝶子の気持ちの動き、これは本格的で最高に面白いです。
サキは普通登場人物に入り込んで読み進むのですが、この物語では誰にも入り込んでいません。付いたり少し離れたり4人に寄り添う形になります。多分文章がそう読ませるんですね。でもそれが心地よい、全然気になりません。自分の書いたものが嫌になるぐらいひきつけられる文章です。こんな風に書きたいなぁ。(素直な気持ちです)
最後まで書き上げてから発表されてるんですよね!こうする方がきちんと設計できていいのかなぁ。サキはここまで待てなかったんですよね。見切り発車は駄目ですね。

ヒロインの蝶子と言う名前は、何だかワクワクするくらい使いでがありそうです。(これ重要!)読むのが遅いのと、この物語にかかりっきりと言うわけにもかないので、少しづつ読ませていただこうかな、と思ってます。また節目に(サキがそう思ったら、ですが)感想書かせていただきます。
と言いながら、7話読了です。
少しづつ、少しづつ…硬い結び目が緩んでいきます。

あ!それからFC2拍手の写真いいですね。これに変えようかな。
2012.10.14 07:55 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
おはようございます。

左紀さんに作品や文章を褒めていただけるのは、何よりもの栄誉です。これ、お世辞じゃなくて本音ですから。

以前も書きましたけれど、この作品は自己満足で書き出したので、妄想する時間もたっぷりあったのです。最初は半ば旅行案内のつもりで始めたのですが、途中から設定はどうでもよくなりだしまして……。欲張って、比較文化論も混ぜたりしているので、不必要に長くなったかなと反省していますが、たぶんこれほどに現在自分のいる立場や経験を生かせる小説もなかったと思うので、このままにしておこうと思っています。ほんとうに無駄に長いので、ご無理のないスピードで、氣の向かれた時に読んでいただけると嬉しいです。

公開が完成後になる件ですが、私の場合、自分が作品に夢中になると同時に、登場人物たちが勝手に動き出してストーリーが変わるのです。で、妄想状態で放置し「もう、絶対に変わらない」と落ち着いたら、鉄道で言うところの、特急の停まる駅にあたる部分を書きます。それが出来たら急行の停まる駅です。こういう書き方をしているので、エピローグが出来ているのに二つ目のを書いていないなんて事もありまして、これで見切り発車連載はちょっと無理……。だから、完成してから出す方がいいとは思っているわけではありません。

ヒロインの名前はですね、二秒で浮かんできました。ここまであっさりと決まるのは珍しいくらいです。普段はですね。一応持論として、「滅多にない名前を持った人間は、滅多にない性格になる」というものがありまして、だからといって「ぴかちゅう」とかいうあり得ない名前でもなく、いくつかの候補を書き出してその中からしっくりくるものを決めるのです。蝶子の場合は、候補を考える前に勝手に降りてきました。


FC2拍手、ちょうど昨日秋バージョンに変えた所です。前のデフォルトの拍手から変える時に悩みましたが、これもそれなりに楽しみにしていただいてくださる方がいらして嬉しいです。別の方のブログでは、ショートストーリーのマンガになさっている方もいて、続きが氣になって拍手が止まらなくなった事もありましたよ。

嬉しいコメント、ありがとうございました。
2012.10.14 09:00 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
おおー。どこかで読んだ話だなと思っていたのですが、以前読ませてもらった「弁解はいらないから」と繋がっていたわけですね。
あちらを完全に短編として読んでいたので、名前を見てもすぐにはピンと来ませんでした。
スミマセン。
いやあ、とても面白いです。
2014.03.06 16:34 | URL | #- [edit]
says...
こんばんは。

ああ、それはよかった。
先にネタバレしちゃったなあと思っていましたので。
そうなんです。
「弁解はいらないから」はこっちのスピンオフなんですよ。
この人の話は、中盤でもう少し詳しく出てきますが、基本はこういうわけで失踪しております。

読んでいただいてありがとうございます。
2014.03.06 22:00 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは、GTです :)

今週の始めぐらいから「大道芸人たち」を読み始めて、今日でChapter1を読み終えました、徐々に分かってくる人間模様がすごく面白いです、淡々としたテンポで読みやすく、会話がちゃんと頭の中で声で再生してくれるので凄く楽しめました、ヒロインの蝶子さん…今のところあまり好きにはなれません…、でも何か放っておけない魅力を感じます、たぶんそんなところに惹かれて…引っ掛かった男は一泊の部屋を提供するんでしょうなぁ…、しかし「ブラン・ベック」…そんな意味があったなんてしりませんでした、青二才…、深くてお洒落な皮肉ですよね、いやぁ益々八少女様の小説が好きになりました、もう大ファンです、この週末にChapter2を続けて読んでみようと思います、面白くて途中で読むのをやめることができません、明日のことを考えて泣く泣く断念するしかなかったです、週末が待ち遠しいです!

猫、大好きです、ロシニエール村に行きたいのもそれが大半の理由だったりします、レポートだったり色々な記事を読むと、猫好きの村になってるとか…、出来ればソノーニョにも行きたいのですが、ロシニエールから遠すぎます…、鉄道で行けるなら行きたいですが…無理みたいで…、ヴォー州からマイエンフェルトのグラウビュンデン州なんて端から端で、名作劇場巡りは無理かな…と、それこそ稔さん達みたいにジプシーをしないと無理ですね…、希望的観測に過ぎませんが、スイスに行く頃には物書きになってると思いたいので、ジプシーも可能でしょうけど…、当分は無理そうです

話しが壮大に逸れました、ではでは :)
2016.06.29 11:05 | URL | #mQop/nM. [edit]
says...
こんばんは。

うう、お忙しい所、ありがとうございます。

蝶子は、ええ、おそらく最後までGTさん好みではないかも(笑)
うちの女性キャラで言うとステラの対極にいるタイプですね。

この「ブラン・ベック」は実は「紅の豚」のフランス語吹き替えバージョンで知った言葉なんです。
いい男のつもりでいたアメリカ人カーティスが、ジーナにあしらわれるシーンで、日本語では「坊や」と呼ばれていた言葉がフランス語では「ブラン・ベック」になっていました。

そんなにお氣に召していただけて、ほんとうに日本に足を向けて眠れません。
時おり、無理して通読してくださる方がいらして「徹夜しそうになった」とおっしゃっていただいてありがたくて涙でそうですが、本当にお仕事や生活の方を優先してください〜! もう恐縮で。小説、逃げませんし……。

ロシニエール、猫が多いんですか? へえ。
まあ、スイスはどこも猫多いですけれど。
日本には猫の島があるとか。あそこまでは多くないですよ。

スイスは九州よりも小さい国ですが、あちこち行こうとするとものすごく時間がかかるんです。
日本のように十分おきに新幹線が来るわけではないので。
村から村だとまあ、一日がかりでしょうねぇ。
電車は一時間に一本が基本(チューリヒやジュネーヴなどの都会を除く)で、終電は田舎だと8時くらい。しかも、ベルニナ急行は「急行」といいつつ時速30キロです(笑)

日本の方は、どこにいくのも余裕のないぎっちりな計画でいらっしゃるので、悪天候などで本当のその場所の美しさをご覧にならないで帰ってしまわれることも多いんです。もしいらっしゃるのなら無理してあちこちを回らずに好きな所に一週間くらい滞在してみてください。それでその村のよさがもっとわかると思いますよ。


コメントありがとうございました。
2016.06.29 21:36 | URL | #9yMhI49k [edit]

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