scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

少しでも……とは思う

小説に興味のない人は困ると思うので、関係のない写真もアップしておこっと。下の写真は、夕暮れの散歩中に撮ったもの。うちの村の夏らしい風景です。

村の夕暮れ時

小説をブログで公開している人は、多かれ少なかれ「自分の小説を誰かが読んでくれたらいいなあ」と思っていると思います。私もその一人だからこそ公開しているわけで、それに加えて当然ながら「好きになってくれたらいいなあ」とも思っています。これが○十年ちかく作品を人目から隠してきた理由でもあるのです。公開して「けっ。こんなクズ」と言われたら立ち直れないと思っていたので。

このブログを開設したのは、(この話は何度か話しているかと思いますが知らない方もいらっしゃると思うので)もともと無料参加のできる商業誌「Seasons」に参加するにあたって、連絡先にあたるURLがなかったので何か作らなきゃと思ったからです。で、せっかく小説のブログを立ち上げたのだからと怖々と小説を公開しはじめたのです。

で、最初は、誰か読んでくれたんだろうか。拍手もコメントもなかったと思います。でも、「クズ」とも言われませんでした。まあ、訪問者も数人しかいなかったしほとんどが小説とは関係のない畑のブロガーさんでしたから、読んだ方そのものがいなかったのだと思います。それが、「大道芸人たち」の連載の途中ぐらいから、拍手やコメントなどの反応が出てきて、その前に発表した作品も遡って読んでくださる方も出てきました。その度に小躍りしましたよ。

皆さんがとてもお優しいから、実のところ凹むようなコメントをいただいたことは一度もありません。むしろ、「そんなに褒めていただいていいんだろうか」というような恐れ多いコメントをいただくことの方が多いです。もちろん、そのことで「私の小説のクォリティって高いのね」と慢心するわけではありません。単純に厳しい批評が当然の所にまだ出て行っていないというだけだと判断するくらいの冷静さはまだ持ち合わせています。

でも、思っちゃうんですよ。わざわざそんな厳しい所に行く必要あるのかなと。

そりゃ、私も人間です。他のブログで一つの小説に100近い拍手があったり、賞賛のコメントがものすごい量あったりすると「羨ましい」と思わないではないです。それは最低でも100人の方が、もしくはコメントの数にあたる熱烈なファンがそのブログに日参して読んでいるからですよね。だから読んでいただく分母が少ない人はその結果にならないのが前提です。でも、その小説は、もちろんそれに値する素晴らしい内容だからこそ、そういう反応になるわけで、単純に同じ数の方に私の小説を読んでもらっても、そうはならないわけです。(あたりまえ)

例えば、素晴らしい小説を書く方が読んだ50人中50の拍手をもらうとしたら、私が50拍手をもらうためにはどのくらいの方に読んでもらわないといけないのか。想像するとくらくらしてきます。読んでくださる方の分母を少しでも増やすために、もっと努力すべきなのか。例えば、なんとか大賞にエントリーしたり、みなさんが切磋琢磨していらっしゃる小説サイトに登録すべきなのか。ちらっと考えるのですよ。

でもねぇ。今、幸福であることも大切だと思うんですよ。たとえみなさんが優しいからつき合ってくださるとしても、発表する度に少なくとも15人くらいの方が長文を読んでくださっているのがわかります。かつてはブログ拍手のランキングのほとんどが通常の記事だったのが、今は小説が半分以上になっていて、それから判断すると日々お忙しい中わたしの小説を読んでくださっている方がいつもではないにしろ30人近くいるらしいという事実、つき合ってくださる方が本当にいい方ばかりで心地いいこと、それに感謝でいっぱいで、幸せなんですよね。

で、現在の私は、努力の方向が間違っているのかもしれませんが、日常生活の中で小説とブログにかける時間と手間がMaxに近いのですよ。生活を支えるために働き、家事をこなし、その残った時間の中で趣味として使える時間の最大限を使っているのです。倒れるほどとは言いませんが、それなりに頑張ってもいるわけです。それを支えている一番のご褒美は、みなさんからいただいている反応なのです。(あ、しょうもない作品でもご意志に反してでも評価しろと言いたいわけではありません。当然ながら)ブログを始める前も書いていましたが、こんなすごい量ではなかったし。喜んでいただいていると感じるからまた書くわけです。それを「お前の書いているものはクズだ」と書く方がいるような大海原にわざわざ船出していく必要はないだろうと思っちゃうのです。

若いころと違って、思考も手法もかなり硬直してきています。いまから努力して書き方を改善できるかというとかなり難しい。運動などと違って、長時間の努力で飛躍的に改善できるものではありません。私の書くものは、ほとんどが私の人生と普段の思考に基づいて作られていますから、厳しいお言葉をいただいてもそう簡単には変えられないのです。そうなると大海原で大時化にあう危険を冒してまで新大陸を目指さんでもと、小人物な発想が……。

で、みみっちいながらも自分なりの唯一の努力がおつき合いしているブロガーさんとの交流だったりするわけです。特に「scriviamo!」は二ヶ月限定とはいえ労力と体力とド根性が必要。労力と効果が見合っているのか、もしくは需要と供給があるていど一致しているのかどうか、正直言ってわからないのですけれど。でも年々、このブログで発表する小説を読んでくださる方は増えているように思うので、多分効果はあると信じたい……。

なんて風に、ときおり悶々としていますが、どうなんでしょうね。大海原で頑張っていらっしゃる方々はどんな風に考えていらっしゃるのかなあと、ちらっと思った夏でした。
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Comment

says...
あ、サキもそういう考え方、分るような気がします。
でも、夕さんだったらもっと荒海に漕ぎ出して新大陸を目指しそうなイメージだったんですけど。
夕さんの小説って結構読めます(変な表現ですね。すみません)。最初取っつきにくさがある時もありますが、背景やキャラが理解できてくると面白くなってどんどん入り込んでいけるのは、サキがプロの方の作品を読んでいる時と全く同じパターンなので、夕さんの作品って玄人はだしなんじゃないかななんて思ってます。特に長編の時、そう感じます。

夕さんの書かれる作品の量が半端なく多いのにはもちろん驚いています。
そうでしょうねぇ。Maxの手間と時間をかけられているんだろうなぁと感じています。「scriviamo!」なんかはサキには絶対に出来ない企画です。こういう努力が訪問者の方が興味を持つきっかけになり、読者の方の数を増やす事に繋がっているんだろうなぁと考えています。
このエネルギー、サキはとても羨ましく思っています。
サキの現状は、砂浜での砂遊び程度なので、もう少し波打ち際まで出て行けるよう努力が必要なのかもしれませんね。
大海原で頑張れる人、サキはとても憧れます。
2014.07.26 03:07 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
私も正直もうちょっと人気があればなあと思うこともありますが
人気があるところには因縁をつけてくる人も必ずいますし
あまり人気が出たらエネルギーが持たないかもです

そもそも人気になるには流行に合わせた作品をコンスタントに書き続け
さらには愛想もよくないといけないですから
私はそんな心配する必要もないですが
2014.07.26 07:58 | URL | #- [edit]
says...
こんにちは。

最近はまともにブログを見ていない日の方がおおくなってきました。
夕さんなどと比べれば、やらなければならない家事も少ないし、自由に使える時間はそこそこあるはずなんですけどね……うーん、やはり別のことに時間を使いすぎですね。

ボクの場合、ひと時増えていた訪問者も今はかなり落ち着いて(言い方を変えると減って)いますが、まあ、それは当然の結果かな、と。
頻繁に更新するわけでもないですし、大手の方を肩を並べられるほど凄いものを書けるわけでもないですから。
それに、この状況で満足していますからね。
それこそ、一時は評にマイナスがつくようなサイトにも投稿してましたけど、その気力はもはやありません。叩かれる、って程じゃないですけど、つまらないと言われて平然としていられる程図太くもありませんし。

段々と取り留めのない文章になってきましたね。
ボクは夕さんってかなり努力家だな、と勝手に思っています。「Scriviamo!」の時なんかは特にそう思います。
あれだけの作品を読んで、そこからさらに創造していく。あのエネルギーはとてもじゃないですけど、マネできません。

ああ、ホントに何を言いたいのかわからなくなってきました。
しょうもないことを言い出す前に、ここらで筆を置かせて頂きます。
最後に、40000HITのリクエストありがとうございました。
2014.07.26 09:40 | URL | #T7ibFu9o [edit]
says...
 こんばんは。
投稿サイトありますねーー 確かに あの類で沢山の方に読んで頂こうと思うと
手っ取り早いのが 流行に乗ったモノですからね。
原作に固定のファンがついている 二次創作か オリジナルでは 異世界ファンタジーか…
確かに 手っ取り早いが… やりたいと思えない。

僕 初めての小説は投稿サイトの様な処で 僕の小説を好きだと言ってくれる方いました。
でもねーー 何というか… 自由に書けない事が辛くなって辞めてしまいましたね…

2014.07.26 13:35 | URL | #- [edit]
says...
夕さんの記事、読みながらものすごく共感でした。
そして、似てるなあと。
私も、厳しい意見を貰う場所で荒波に揉まれるよりも、ここの優しいみなさんの中で、のんびり書いていけたらいいなと思っています。

私も別の投稿サイトにいくつか作品を載せてはいますが、私のような新参者はそっとしておいてくれますし、わざわざ冷ややかなコメントをくれる人もいないので、安心しています。
時々、本気で小説家になろうとしている人たちの投稿サイトコミュを読むと、恐ろしく辛辣な意見が飛び交っているので、私などそれを読むだけで「ごめんなさい、私にはそんな厳しい世界は無理><」と、しっぽを巻いて退散してしまいます。
逆に、あれほど厳しく意見交換していたら、絶対に楽しい物語は生まれてこないような気がして。そして、なによりも書くことが苦痛になってしまいます。

だからやっぱり私はここで、おなじみさんに甘やかされて文章を紡いでいきたいなあ……。

夕さんの描く物語は、本当に玄人はだしだと思って読んでいます。
文章にも物語りにもしっかりとした基礎と土台と持ち味があるし。
夕さんという人柄も、じわじわとうかがえてくるような、芯の通ったものを感じます。
ちっとも謙遜されるものではないです!
まだちゃんと評価されるべき舞台に出ていないだけで。

今の時代のネット小説は、どれほどしっかりした物語を書くか、よりも、どれほどネット世代の若者に支持されるか、に重点を置かれてしまいがちなので、正当な評価は受けにくいと思うんですが、自分が思う方向に、楽しんで小説を書き続ける、このスタンスはずっと保って行きたいですよね。
2014.07.26 20:09 | URL | #GCA3nAmE [edit]
says...
こんばんは。

日本、いよいよ夏になったのでしょうか。熱中症に氣をつけてくださいね。

鋼鉄の神経をしているようで、実は、かなり怖がりなのですよ。石橋を叩いて叩いて叩いて、やっぱりやめて帰るか、もしくは、目をつぶってだーっと走る、そんなタイプです。

そうそう、そういうのもありました。
なんか、第一回で「こういうの大好きです。絶対に最後まで読みますね!」というような小説じゃないんですよね。かなりの数の方が付き合いでしかたなくしばらく読んでくださっているように思います。「ここまでいったらきっと最後まで読んでくださる」と自分でも予想している所があって、大抵の場合、実際にそうだったりします。

それと、最近の反省は、量が多すぎること。
実際にこれだけ並行して書いているわけではなくて、発表のし方を間違ったんだと思うんですが、こうなっちゃうとどれも途中では止められなくて、「失敗したなあ」と思っています。

連載を始める時に、懇親企画で別に書くものが出てくることを全く考えていなかった。今の作品群が一段落したら少し考えます。やれやれ。

サキさんのようにじっくりと大事に書く方がいいものができるに決まっています。私も以前はそうだったし、それに、ブログを閉じることになった後はそういうスタイルに戻すだろうなあ。今のところはいつ閉じようと考えているわけじゃないんですけれどね。

そうですよね。大海原で頑張れる方、すごいなあと思いますよね。でも、大海原でなくてここにいるから、サキさんたちが相手してくれるのかなあとも思うんですよね。

コメントありがとうございました。
2014.07.26 20:56 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

ダメ子さんのところは私からすると「いいなあ」な人氣サイトで、とても愛想良くしていらっしゃると思うのですが、そうか、もっとすごい所もあって、そういうところでは因縁を付けてくる人がいるのですね。妬まれちゃうのか。それは嫌だなあ。

そうそう。小説でもBLとか人氣アニメの二次創作なんかは、訪問者の桁が違いますよね。でも、書きたくないものを書いてまで人氣ブログにならなくてもいいよなあとは思います。

コメントありがとうございました。
2014.07.26 21:13 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

いやあ、紗那さんのようにお若くて、しかも日本に住んでいらしたら、自由時間はブログのみなんて事はありえないでしょう。

紗那さんの書かれているのは超人氣ジャンルですし、ゲームの話題も、それに交流のある方にたいする氣遣いの細やかさも素晴らしいから、そのつもりになれば、またわーっと増えられるのではないかと思います。でも、大事な人生の時間、やはりブログだけに使えませんよね。

そうですよね。
別に絶賛されなくてもいいと思うんですが、マイナス評価はへこみますよね。訪問させていただくブログのコメント欄でとんでもないひどい感想を時々みかけます。正当な評価ではなくて、もうただのイジメみたいな。あの人たち、そういう投稿サイトから来ていらっしゃるみたいですが、あれによく耐えていらっしゃるなあと驚きます。私だったら筆を折ってしまうかも。それを考えると、出て行く氣にならないのですよね。

「scriviamo!」にしろ、キリリクにしろ、みなさんとの交流がメインで、内容はあまりないのは自覚しているのです。でも、そこから元ネタに興味を持ってくださる方もいるし、絡ませていただいた方と親しくなれるので、無理に頑張っちゃっている部分はあります。でも、あれもひとりよがりになってしまうとダメですよね。エネルギーも不必要に使い過ぎて空回りしていないといいなあと思っています。

40000Hitのお祝いリクエスト、たくさん書いていただいてとても嬉しかったです。「まおー」本編もますます楽しみになりましたしね。

これからもどうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
2014.07.26 21:31 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

ああ、それもありました!
投稿サイトって、いろいろと決まりがあるんですよね。
「一度の文字数はこれだけ」「R18はここから」「お作法が間違っているのは言語道断」みたいな。
そして人氣がでるのは、たしかに私の書いているものとはかけ離れているみたいだし。

自由に書けることも大事ですよね。
そっか〜。締め付けられるのが苦手な私にはますます向かないなあ。
やれやれ。

コメントありがとうございました。
2014.07.26 21:36 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

limeさんのように実力があって、なおかつ好評価を得ている方でもそう思われるのですか?! それは意外でした。

なるほど。投稿サイトにもあまり厳しくない所と、見ているだけでも涙目になるような所があるのですね。
そうですね。厳しいことを言われ続けていると萎縮してしまって、どう書いていいのかわからなくなってしまうと思うのですよ。それに耐えられないならプロになる資格はないってことなんでしょうかね。でも、思うんですけれど、そういうところから次々とデビューなさっていらっしゃるんでしょうか? そうじゃなかったら、いわれ損みたいな。

玄人はだしだなんてとんでもないです。書き方をきちんと学んだこともないので、かなりめちゃくちゃをやっているかもしれないという自覚もあります。

そうであっても、limeさんが書かれる作品にこだわりをお持ちのように(レベルに天地の差があるのは置いておいて)やはり自分の好きなことを、好きなテーマを、好きな手法で書きたいのですよね。「売れないものを書いてなんになる」がプロだとしたら、私は100%アマチュアなんでしょう。

そして、確かにネット世代に受ける小説って別なもののように思います。普段考えていること、触れていること、興味対象が違う以上、私がそういう物語を好きになって書けないということは如何ともしがたいことですよね。で、私と同じようなことに共感を感じる人たちは、たしかにそんなにネット上で小説を読んでいないようにも思います。そんな中でも、読んでくださって共感してくださる方に出会えたことはラッキーなのですよね。

ちょっとすっきりしたように思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。
2014.07.26 21:59 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
夕さんがレベルがどうとかで悩まれるなんて、ちょっと意外でしたけれど。
でも、常に考えや気持ちが行ったり来たりして悩まれるのはすごくよく分かります。
でもね、夕さんの作品は独特の世界観があるのです。私はとっても好きです。文章が読みやすいってのも大事ですけれど(それがないととっつきが悪いって話もあるけれど)、読みやすくても惹きつける世界観が無かったら、きっと最後まで読めないと思うのです。
そして登場人物たちが魅力的。しかも絵に描いた餅のような人物じゃなくて、本当に隣の家に住んでそう(いや、蝶子が住んでたらびっくりするけど、でも嬉しいかも。あ、稔なら住んでてもありそうだな。で、公園で三味線の練習してたりして)。
あれ、何の話だっけ? えっと。私の中では夕さんは、すごく大きな目標、というのか、前を歩いてくださっている素敵な「モデル」なのですよ。もちろん、scriviamo!とか、全体のクオリティ、それに多様性とか、とてもとてもまねのできないことばかりですけれど。

そして、この、あれこれ批判されても……、ってのも良く分かります。
自分の書いているものが隙だらけなので、尚更同感しちゃう。以前、すごく短い期間ですけれど、文章教室に行ったことがあるって書いたことがあったと思うのですが(作家になろうと思っていたわけではなくて、一度どんな世界なのか覗いてやろうと思って)、ほんと、すごい人っていっぱいいるのです。この人とかこの人が作家としてデビューしていないのはなぜ?なんて人がごろごろいる世界。
私なんか、こんなのもあんなのもいいなぁと思う方だったのですが、それなのに、けちょんけちょんに言う人がいるのです。私はもう箸にも棒にも引っかからない人だったので相手にされていなかった思うのですけれど(先生はちょっと褒めてくれたけど、たまに^^;)。あぁ、プロってのはこういうのに耐えられる人、あるいは完全に職人で何も気にならない人がなるんだ、ということに気が付きました。

自分としては、数人でもいいから、真シリーズを読んでくれる人がいたらいいなぁと思ってブログを始めたのですが(友人の有難い勧めもあって)、やっぱり人を意識すると、書きたいものより比較的多くの人に読んでもらえる作品を書くことになります。
これは悪いことではないのですけれど、なんか、そんなに時間は残されていないから(って、最近寿命からものを考えるようになってしまって)、書きたいことを書けるスタイルが一番です。若い人は、もっと別の方向性があると思いますけれど。
でもでも、夕さんの仰る通り、ほんの数人ですけれど(夕さんのようにせめて数十人いればテンションが超上がるんですけれど^^;、それも含めて目標!)、この下手な小説を読んでくださる方がいるので(夕さんもその数少ないお一人で……ありがとうございます!!!)、頑張れますよね。うん。

つまり……職業作家なんてめっそうもないと思うけれど、一方では少しでも多くの人に読んでもらいたいと思う、でもあんまり多かったら、色々思ったり言ったりする人もいてそれも辛いなぁと思ったり、矛盾する気持ちも分かります。それを聞くのは辛いというよりも、生涯の間に有名になるとかいう目標があるなら別だけれど、この短い生涯の間にできることしたいことを数えたら、辛口批評とか悪口雑言に付き合って消耗する時間なんてない、という選択の結果というだけで。
そう、プロってことはそれでお金をもらうってことだから、買った人に楽しんでもらわなきゃならないし、ある程度の責任ってのが生じると思うし、反響が少なかったら干されたり凹んだりしなくちゃならないだろうけれど、趣味で書いているならいいじゃん、って思うんですよね。お金をもらってもいないし(でも時間を返せって言われたらどうしよう(・_・;))。もちろん、公共の場に文章を出しているので、倫理的な責任感はあると思いますけれど。

あれ、何だか何かいているのか分からなくなっちゃった(しかも長い!)。
大筋、無視しちゃってください。えっと、私が言いたかったのは、夕さんの作品、とても好きですよってことで。
お邪魔様でした。
2014.07.27 01:41 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
こんにちは。

っていうか、長文を打つの大変だったんじゃありませんか?! 無理なさらないでください!

さて、私って、典型的獅子座みたいです。外見からは堂々として見えるらしいけれど、実はどうでもいいことをいろいろと氣にしていたりする。幸いあまり時間がないのと、三歩歩くと忘れるたちなので同じことで悩み続けることはないのですが、いちいち別の違うことで動揺するみたいです。(みなさんに心配かけるから書かなきゃいいのに!)

大衆受けする題材、もしくは、流行しているテーマに近いものを書くことが、大人氣を得るための前提なのかもなあと思いました。それが好きで書いている方は、情熱と手応えが一致していいなあと思います。でも、私は書けるかという問題を横に置いておいても、そもそも、その手の題材テーマに強い思い入れを持てないから、やっぱり無理かって。

クリック数で儲けるために非難を浴びるような言動を繰り返すようなブログの炎上商法ってありますけれど、そこまでいかなくても、閲覧数と拍手数さえあれば満足できるなら、職人としてその手の受ける題材だけを書くというのもあるんでしょうけれど、面倒くさいことに私はそれでは満足できないのですよね。

ものすごくたくさん発表していて、そもそも発表してからいちいち戻って受けた度合いを確認したりはほとんどしないのですが、時おりカテゴリーごとの読み返してみて、その時に拍手数がいつの間にか伸びていたことや、作品ごとの反応の差を確認することがあります。

正確な統計を取ったわけではないけれど、コメントと拍手数には比例関係はないことがわかります。また、その前後に何を発表していたかによっても影響を受けているのがわかります。ふざけた作品はみなさんとても面白がってくださるけれど、ほぼ同時に書いた強い思い入れのある作品はコメントはなくても拍手数は多いという感じで、たとえ読んでくださる分母は小さくても、みなさん、きちんとわたしが「こうだったらいいな」と願う形に反応してくださっている。

だから、少なくともいま連続して来てくださる読者の方は、たとえ半分がお付き合いだとしても、私の望むように優しくつき合ってくださっている、そう感じます。やっぱり、そういう方がいいやという結論に落ち着いて来ました。

私も彩洋さんのように書けたらいいなと思いますよ。本当に。彩洋さんの所に残っているコメントを読むと、書き込まれるコメントや感想の内容は作品の実力と連動するんだなと思いますもの。でも、たぶん、あと残りの寿命をすべて精進しても彩洋さんの真似はできないなと思っています。(彩洋さんだけでなく、じつはおつき合いしていただいている多くのブロガーさんの所で似たようなことを考えていたりもするんですが)

同じ飲み物でも、一日に何十万リットルと消費されるビールがある一方で、庶民は「そんなの買えない!」な50年もののウィスキーがあるように、小説も目に触れればみんなが読んでくれて熱中してもらえるタイプのものと、その濃さと重さ故に万人が簡単に飛びつくタイプではないものもあると思うのですよね。たぶん「雨」は50年ウィスキーで、「マコト」は清涼飲料水(かな?)。清涼飲料水を飲みに来た方が、いつの間にかウィスキーのとりこになることは大いにありえると思いますが、きっと、毎日起こることではないから、じんわりと浸透するのを待つしかないのでしょうね。読み出してもらえさえすれば、好きな方は必ずはまるタイプの小説ですもの。

みんなに愛されるとわかっていても、「私ビールは苦手なんだもの」である自分には、50年ウイスキーは無理なので、ワインやらなんやらにあたるような小説を書いていくように思います。それとやはり馴染んでいただくためのノンアルコール飲料。

あれ。なんだか私自身も何がいいたいのかわからなくなってきました。

彩洋さんのコメントの中で、ものすごく共感するのが、「寿命」ってところ。私は今のところ健康ですけれど、祖父と父がそれぞれ急死した年齢まであと16年しかなくて、今さら変えられない書き方に対して滅入るようなことを言われたくないやって、本当に思います。そんな時間残っていないよって意味で。公序良俗に反しないというポイントだけは押さえて、やはり好きなことを書くのが一番だなって思いました。

うむ、やはり今まで通りに地道にやってくのが一番かも……。支えていただき、とても感謝しています。頑張ろうっと。

コメントありがとうございました。
2014.07.27 11:36 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
今見てびっくり! すごく長かった! ごめんなさい!!!!
しかもいっぱいいっぱいお返事、ありがとうございました!!!
2014.07.27 11:53 | URL | #nLQskDKw [edit]
says...
いえいえ、とんでもない。
私の手は何ともないですし、たくさんコメントをいただけるのは嬉しいですよ!
でも、彩洋さんの蜂刺されが……。
無理しないでくださいね。
(しかも今日も庭仕事をされていると言うし……)

わざわざありがとうございました。
2014.07.27 15:15 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
八少女夕さんの小説は、ご自身の価値観や世界観に根ざした骨太な作品だという印象があります。飾り立てた文章ではなく、内容の濃厚さで読ませる作品だなぁと思っています。
たしかに、投稿サイトでは人気を得られるジャンルが限られていますし、寄せられる評価や感想に一喜一憂するのも、創作にとって必要なことなのかどうか微妙だとも思います。細かな作法を指摘したり、小説論みたいなことを仰る方もいらっしゃいますし、へこむ様な批評や感想をいただくこともあります。もっとも、私の場合は、きつい批評や感想をいただくと、逆に「くっそ~、じゃあ書き直してやるから、見てろよ」と思うタイプなので、あまり気にはなりませんが(超鈍感)
でも、投稿サイトにも、優しい作者兼読者さんがたくさんいらっしゃいます。のんびりとした更新ペースでも待っていてくださって、毎回あたたかなコメントを残してくださる方もいらして、ブログでお世話になっている皆さんといい、私の周囲はそういう人たちに恵まれていると思っています。ほんとうにありがたいことです。
大切な自分の作品をどのように披露するか。これは、それぞれの作者さんが、それぞれのスタンスで決めればいいのであって、きっと正解も不正解もないのでしょうね。私の場合は、すこしでも多くの人の目に触れれば、なかには気に入ってくださる方もいらっしゃるかもしれないと思って、投稿サイトにも発表しています。そこで、ささやかな交流ができれば、それでいい。白状すると、その程度の動機です。
先にコメントされた方たちと、同じような内容になってしまいましたが、私は、八少女夕さんの「やり方」は素晴らしいと思いますし、書かれる作品も好きです。「scriviamo!」なんて、なかなかできることではありませんよ。これからも、ご自身のスタイルを信じてくださいね。
2014.07.28 11:04 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

時おり、「こんな変な世界を展開して、読まされている方がたがディスプレイの前で呆れているかも」と思うこともあります。でも、他の人がよく書いている設定で書くには相当な腕が必要だしなあなどと遠い目……。

そうそう。TOM-Fさんのご意見は訊いてみたかったです。「なろう」をはじめ果敢に挑戦なさっていらっしゃいますよね。

TOM-Fさんは、指摘を受けてから改稿なさるんですよね。そのパワーというか真面目な取り組み方、本当に素晴らしいと思います。私なら凹んでメソメソして終わると思います。各行の表現などの指摘なら、その部分だけ直せばいいんですけれど、構成の不備を指摘されちゃったりしたら一から書き直しじゃないですか。一度書いたものをもう一度書くなんて、私には無理かも!

なるほど。厳しい方もいらっしゃるけれど、素晴らしい出会いもあるということですね。
ここにいるとfc2の方、特にリンク先の周辺にいらっしゃる方としか出会いはないですから、そういう意味では投稿の世界もいいことがあるのですね。

なるほどなるほど。

たぶんしばらくは、今のスタイルで発表していこうかな。「scriviamo!」また来年もやろうかなあと思っていて、しかも50000Hitもたぶん近い頃になりそうなので合同で何か大きめの企画ができないかなと考え中。その時にはまた構ってくださると嬉しいです。

貴重なご意見と、コメントありがとうございました。
2014.07.28 20:33 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.07.29 14:52 | | # [edit]
says...
こんばんは。

何日間も考えるほど心に留めていただいて、ありがとうございます。

出逢いのラッキーってあると思うのですよ。怖々ながらも、ブログを立ち上げて、少しずつ来てくださる方が増えて、もちろん、一度来て「こんなつまんないところ」と二度と来なくなられた方も多いと思うんですが、いろいろな畑の方がたくさん来てくださって、そのリピーターのほとんどがとても優しくて、感じのいい方なのです。どうしてなのかわからないんですが、本当に心地よいブログライフを送らせていただいていると思います。ありがたいことですよね。

強い想いのこもったお言葉をいただいたときには、やはりそれに応えなくてはならないと思いますが、私の足りない言葉ではなかなか難しく、どうもいただきっぱなしにばかりなります。Tさんからいただいたお言葉に対してもそうですよね。

さて、貴重な体験談をお聴かせいただき、ありがとうございます。
たくさんの作品、それもバラエティ豊かで、ジャンルに縛られないものを書いていらっしゃるのには、そんな背景があったのですね。ひとつひとつを強い想い入れを持って書かれているにも関わらず、きっちりと切り替えられるところは、そう、職人的と言ってもいいのかもしれませんね。あ、いい意味でですよ。

おっしゃるように嫌いなものを避けずに書くということは、自分のカラーが出にくくなることなのかもしれません。私が書いているものは万人向けではないのですが、たぶん、すくなくとも私カラーだけは残していると思います。長編でも短編でも、重い作品にも軽いものにも、全ての作品に同一のテーマがあります。そして伝えようとしていることは毎回ほぼ同じです。それはあまり耳に心地よくない場合もあるし、年齢が若すぎると理解が難しい場合もあるので、たぶん大ヒットすることは今後もないように思います。

でも、少なくともこれが私の作品なのだと思えること、それも大切なのですよね。

お休み中に、心のこもったコメント、本当にありがとうございました。
2014.07.29 20:15 | URL | #9yMhI49k [edit]

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