scribo ergo sum もの書き・八少女 夕のブログ Since March 2012


Posted by 八少女 夕

【小説】楔

scriviamo!


「scriviamo! 2015」の第十一弾です。ポール・ブリッツさんは、「マンハッタンの日本人」を更に進めた作品を書いてくださいました。ありがとうございます。

ポール・ブリッツさんの書いてくださった『働く男』
ポール・ブリッツさんの関連する小説: 
『歩く男』
『食べる男』
『夢を買う男』
『待つ男』


ポール・ブリッツさんはどちらかというとフェードアウトをご希望かと思いきや、とんでもなく。予想外にこじれています。「マンハッタンの日本人」シリーズ(笑)

はまりつつある泥沼をご存知ない方のために軽く説明しますと、ニューヨークの大衆食堂で働くウルトラ地味なヒロイン谷口美穂は、どういうわけか元上司で今はサンフランシスコに行ってしまったポールと、客で有名ジャーナリストであるジョセフの二人に想いを寄せられる異例の事態になっています。ポールと美穂は相思相愛だったのですが、どちらもダメになったと思い込んでいて、連絡も途絶えています。そこに表れたジョセフからのアタックなのか違うのかよくわからないアプローチに、美穂は戸惑っているのが前回までのストーリーでした。

ポール・ブリッツさんの作品でのポールは、こちらが手の出しようもないみごとなグルグルっぷり、「これをどうしろというのよ」と悩んだ結果、私なりのウルトラCで無理に事態を動かすことにしました。ただし、ポール・ブリッツさんへの返掌編ではありますが、両方に公平にチャンスを与えることにしました。

事態打開のために、TOM-Fさんのご協力をいただきました。大切なキャラ二人を快く貸してくださったことに心から御礼申し上げます。

この後のことを、宣言させていただきます。より女心をぐらりとさせるアタックをして、私と読者の方々に「こっちだ!」と納得させた方に美穂をあげます。「女心と秋の空」っていうぐらいですから、結末はどうとでもなります。って、二人共から見事にフラれる「やっぱりね」の結末もありますけれど。

なお、この泥沼に、更に殴り込み参戦なさりたい方は、どうぞお氣兼ねなく。はい、私、やけっぱちになっております。


【参考】
読まなくても話は通じるはずですが、まとめ読み出来るようにしてあります。
「マンハッタンの日本人」あらすじと登場人物
「マンハッタンの日本人」シリーズ

「scriviamo! 2015」について
「scriviamo! 2015」の作品を全部読む
「scriviamo! 2014」の作品を全部読む
「scriviamo! 2013」の作品を全部読む



「マンハッタンの日本人」シリーズ 11

——Special thanks to Paul Blitz-san


 不思議な時代だ。ただの日本人が、ジュネーヴからの電話をニューヨークで受けている。美穂は、ぼんやりと考えた。

「美穂さん、聴こえています?」
ハキハキとした明るい声。春日綾乃はいつでもポジティヴなエネルギーに溢れている。昨年《Star’s Diner》で知り合ったジャーナリストの卵が、ジョセフ・クロンカイトの教え子だったと知った時にはとても驚いた。しかも、彼女は今ジュネーヴでジョセフの依頼で事件を追っているらしい。そんな大変な時に、しかも国際電話で、大衆食堂のウェイトレスの近況などを知らなくてもいいのではないかと思うが、それを言ったら綾乃は一笑に付した。

「大丈夫です。これIP電話ですから、国内通話と変わらないんですよ。それに、先生と美穂さんのこと、あたしには大事なんですから」
美穂は返答に詰まる。

「お似合いだと思うんだけれどな。先生、変なところが抜けているから、美穂さんみたいに落ち着いてしっかりした人、ぴったりですよ」
「綾乃ちゃん。それは、クロンカイトさんに失礼だわ。あの方にとって私はどうでもいい人間の一人に決まっているでしょう」
「美穂さんったら。どうでもいい人をそんなに熱心に誘う人がいると思います? 先生がどんなに忙しいか知っているでしょう?」

 綾乃のいう事はもっともだと認めざるを得なかった。ジョセフ・クロンカイトとは、すでに七、八回食事を一緒にしている。最初の二回は「お礼」だったが、次からは特に理由はなかった。週に一度か、十日に一度くらいの頻度で連絡が来る。「今日は予定があるか」だったり、「明日は時間があるか」だったりする。美穂に先約があった試しは一度もない。たぶん365日いつでもヒマだ。

 一緒に食事をしていると、いつも数回は「緊急の電話」が入る。
「わかった。明日の朝までに目を通しておくから、自宅にFaxを送ってくれ」
「今夜アヤノから連絡があるまで待ってくれ。わかっている、二時までにはメールする」
「明日は三時までは予定がいっぱいで無理だ。三時半にCNNの会議室に来れるか」
そんな短いやり取りをしてから、携帯電話を内ポケットに入れ、無礼を詫びる。でも、美穂はそれほど忙しいのに自分と食事をする時間を割いてもらっていることを申し訳なく思う。

「でも、美穂さんは、先生と逢う事自体は嫌じゃないんでしょう?」
綾乃が訊き、美穂は即答した。
「もちろんよ。クロンカイトさんとお話ししていると、いつも時間を忘れるの。世界ってこんなにエキサイティングに動いているんだなって、改めて思ったわ。毎回、新しいことを教えていただくし」
「美穂さん……。クロンカイトさんって、まだそんな距離感なんですか? ジョセフって呼んであげてくださいよ」
「そんなの無理だわ。全然そんな立場じゃないもの。それにいつもご馳走になってばかりで、本当は私も払いたいんだけれど、じゃあ払ってくれと言われても払えないようなお店ばかりなのよね……。心苦しくて」

 綾乃がため息をついた。
「もう、先生ったら……。とにかく、あたしは断然応援していますから。美穂さん、先生は変なところ奥手なんだから、そんな他人行儀にしないであげてくださいよ」
「でも……」

 美穂は口ごもった。綾乃のいう通り、ジョセフ・クロンカイトは酔狂で自分に連絡をしてきているわけではないだろう。彼は食事をして一緒に話をするだけで、それ以上のことを特に求めてくるわけではなかった。だからこそ、美穂もまた誘いを断らなかった。美穂はジョセフに対してのはっきりとした恋心を持っていない。だが、それは一目惚れのような燃え上がる恋情はないというだけで、彼に対しての興味がないということではない。むしろ逢う度に、こんなに興味深くて素敵な人はいないという想いが強くなる。全く釣り合わないと思うし、これからも釣り合うような女性にはなれないと思いつつも、いつかはそのことに悩むことになるのだろうかとも思っている。

 でも、純粋にこの状況に身を任せられない理由はわかっている。もう終わったことだと言い聞かせても、まだ心に打ち込まれた大きな楔を取り除けていないからだ。鞄の中には、まだポールから貰ったメールのプリントアウトが四つ折りになったまま入っている。開ける必要もない。暗記してしまっているから。連絡のないことが答え。何度自分に言い聞かせたことだろう。泣くことはなくなった。痛みは確実に薄れている。でもなくなっていないのだ。

 ジョセフから愛を告白されたなら、美穂はその事を言わなくてはならないと思っていた。そのことで、彼との時間を失うのは残念でならない。もう二度とジョセフのような人と知り合うチャンスはないだろう。それどころか、誰かに興味を持ってもらえることもないかもしれない。終わってしまったことのために、他の大切なものも失ってしまうのだろうか。この楔を取り除けたら、問題は一つ減るんだろうか。

「美穂さん?」
黙ってしまった美穂が、まだ受話器の向こうにいるのか、綾乃は不安になったらしい。美穂ははっとして、会話に戻ってきた。
「ねえ、綾乃ちゃん。話題が突然変わって申し訳ないんだけれど、教えて。一般人が、去年サンフランシスコで開店したレストランのリストって、入手できると思う?」
「え? 本当に唐突ですね。サンフランシスコ市内だけですか? そうですね。市役所にはリストが公開されているでしょうね。今、ここからだとちょっとわからないですけれど、急ぐなら先生に訊いてみましょうか?」
「いいえ、それはいいわ。時間はたっぷりあるから自分でやってみる。ありがとう」

 向こうで綾乃が首を傾げているのが目に浮かぶ。礼を言って電話を切った後、美穂はぼんやりと電話を見つめていた。このままじゃいけない。綾乃の電話は、天からのメッセージのようだと思った。クロンカイトさんに対しても失礼だし、自分のためにも。

* * *


 翌朝、ジョセフから連絡があった。例によって何の予定もない美穂は、その夜に彼と待ち合わせた。いつものようにマンハッタンにある夜景の見える店ではなく、ブルックリンの西部にあるダンボ地区に連れて行かれた。コンクリートの打ちっぱなしの床や壁に、暖かめの間接照明を多用して、ギャラリーのようなたくさんのアートがかかった店には、ネクタイをしている客はほとんどいなかった。

「ハイ、ジョセフ。久しぶりだね」
スタッフや、常連とおぼしき客たちと親しげに挨拶を交わしているので、よく知っている店なのだろうと思った。テーブルマナーなど、だれも氣にしないような雰囲氣で、美穂は少しホッとしていた。

 小さな丸テーブルに案内されて、珍しそうに店を見回す美穂に彼は訊いた。
「この店が氣にいった?」
「ええ。落ち着く店ですね」

「アヤノに怒られたよ」
「え?」
「申し訳なく思うような高い店にばかり連れて行ってどうする氣だって。女の子の扱いが下手すぎると口癖のように言われているんだ。すまなかった。居心地の悪い時には、はっきり言ってほしい」
「そんな……。私こそ、すみません」

 美穂が続けようとするのを遮って、彼は続けた。
「それに、サンフランシスコ市役所に調べものに行く必要はない」

 彼女が、言葉を見つけられずにいると、ジョセフは内ポケットから愛用の革手帳を取り出すと、中から一枚のメモを抜いてテーブルに置いた。
「アヤノは、ジャーナリストとしてあらゆる素質を持っているんだが、一つだけ不得意なことがあってね」
「それは?」
「ポーカーフェイス。君とは全く関係ないことを装って、昨年のサンフランシスコの登記簿について聞き出そうとしたんだが、残念ながら私にはすぐに君からの依頼だとわかってしまった。これをもう持っていたからね」

 『ピンタおばさんの店』。店の所在地、ポールの氏名、現住所、携帯電話番号が並んでいた。美穂は、じっとその紙を見つめていた。
「どうやって……」

「アヤノには言っておいた。誰かが情報を求めている時は、言われたままに探すのではなく、なぜその情報が必要なのかを確認することが一番大切だ。それによってメソッドが変わってくるからね。このケースでは、昨年開店した何千もの店から探すのは徒労だ。この青年を捜す方がずっと早い。例の反戦詩の版権のことで行方をくらました青年だと聞いてからは簡単だった。彼を追い回していたジャーナリストの中で貸しのあるヤツらに数本電話をかけるだけで十分だった」

「でも、どうして……」
「春の終わりにキャシーに頼まれた」
「キャシーが?」
「正確に言うと、私が必要とした情報に対して彼女が求めた対価もある情報だった。それを知るために、この青年の所在が必要になった」

 美穂は、手を伸ばしてメモを手にとった。
「キャシー……。どうして……」
「なぜ、君に何も言わなかったのか。私の伝えた客観的事実を、報せたくなかったからだろう。この連絡先を、彼女に渡そうとしたら、それはいらないと言った。そして、もし君がそれを必要とした時には、渡してやってほしいとも言っていた」

「彼女が知りたかったのは?」
「その青年の現在の家族構成と、その店の経営状況。もし君が聞きたいならば、今ここで正確にいう事ができるが」

 美穂は、何も言わずにその連絡先を見つめていた。ウェイターが二人の前にワインを置いている間も身動きもせずに、文字を見ていた。それから、しばらくしてから頭を振った。

「キャシーが、私に報せたくないと思った内容なら、おっしゃってくださらなくて結構です」
そう言うと、鞄から四つ折りになったプリントアウトを取り出した。連絡先とそのプリントアウトを重ねると、二つに切り裂いた。

 ジョセフは、その間、何も言わなかった。美穂は、下を向いた。涙を見せたりしてはいけない。そんな失礼なことをしてはいけない。楔を取り除きたいと望んだのは自分だ。破いた未練をゴミ箱に捨てようかと思ったが、個人情報だと思い直し、そのままバッグに入れてジッパーを締めた。
「ありがとうございました。お手数をおかけしました。調べていただいたお礼は、どうしたらいいんでしょうか」

 ジョセフはワインを飲んで、それから首を振った。
「君に依頼されて調べたものではない」
「でも……」

「どうしても氣が済まないと言うならば、来週末、我が家で親しい人たちを招いてホームパーティをすることになっているんだ。手伝ってくれればありがたい」
美穂は、彼のあまり変わらない表情をしばらく見つめていたが、やがて「はい」と言って頭を下げた。

 それから、二時間ほど、いつものようにいろいろなことを話しながら、アラカルトを食べ、ワインを飲んだ。美穂は、頷いたり質問したりしながら、今週世界で起こったことに耳を傾けていた。だがそれと同時に、体の中を冷たい風が吹き抜けていくように感じていた。

 楔が抜けるということは、それで塞がっていた傷が開くということだった。彼女の心から哀しみという名の血が溢れ出していた。いつものように笑えなくなっていることを感じた。

 店を出て、アパートメントまで送ってくれるジョセフと歩いている時も、いつもの石畳が別の世界のように冷たく感じられた。言葉少なく考え込んでいる美穂に、彼は言った。

「ミホ。忠告をしておく。情報というものは、人の手を通った回数が多ければ多いほど、フィルターがかかるものだ。君がキャシーを信じるのは悪いことではない。キャシーが君のことを大切に想って行動したのは間違いない。だが情報は、私の知人、私、そして、キャシーの三人のフィルターを通してもたらされている。ジャーナリストである私は、アヤノにいつもこう教えている。できるだけソースに近づき裏を取るようにと。君はジャーナリストではないが、悔いを残さないために、苦しくとも真実に近づくことを怖れない勇氣を持った方がいい」
「ミスター・クロンカイト……」

 ジョセフは、ため息をついた。
「頼むから、次回はファーストネームで呼んでくれないか」
アパートメントの前についていた。美穂は頷いた。ジョゼフは、優しく美穂にハグをすると、「おやすみ」と言って、もと来た道を戻っていった。

 キャシーは、まだ戻っていなかった。美穂は、部屋の灯をつけて、靴を脱ぎ、上着をハンガーにかけると、鞄を開けた。引き裂かれたメモとメールのプリントアウトが見えた。机に並べた。悔いを残さないためにか……。

 美穂は、携帯電話を取り出して、ゆっくりと一つずつ番号を打ち込んだ。メールの内容が頭に浮かんだ。「サンフランシスコで店を……きみも来ないか」ジョセフの言葉も浮かんだ。「家族構成と……」

 ポールのメールには、美穂を愛しているとはひと言も書いていなかった。好きだったから希望的観測で求愛と読みとってしまったけれど、あれは従業員として店で働いてくれないかという意味だったのかもしれない。呼び出し音が一回聴こえた。連絡のないことが答え。冬の間、つぶやいた言葉。今さら私からかかってきても、ポールは困るだけだろう。美穂は、電話を切って電源を落とした。それから、破れた紙を粉々にして、ゴミ箱に捨てた。

(初出:2015年2月 書き下ろし)

追記



というわけで、ポールが思い悩んでいるうちに、ジョセフの方も着々と彼女の心の中に入り込んでいます。

美穂自身も、グルグルしているだけでまともに動かないキャラです。それでは話が全然進みませんので、周りが勝手に動いています。

自分の担当教官と美穂がうまくいくといいなと応援するTOM-Fさんの「天文部」シリーズのヒロイン春日綾乃、ポールが去って以来陰に日向に美穂を支えるキャシー、恋敵に関することだとわかっていても大人の対応且つジャーナリストとしての公平さをもってポールの居場所と現状を調べたジョセフ。三人とも善良で美穂の味方ですが、それぞれに意図があり、美穂に言う事と言わないことがあります。読者の方は、どう思われるでしょうか。そして、今後どうなるべきとお考えでしょうか。

私は、ひと言です。いいなあ、こんな風にモテてみたい。
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Tag : 小説 連載小説 コラボ

Comment

says...
これがモテキか…
ジョセフさんはやり手なのに恋愛は奥手なんですね
羨ましい気もするけれど、もし自分がなったらストレスマックスで
病気になってしまうかもしれないので、やっぱりいいいかなあと思いました
2015.02.17 09:26 | URL | #- [edit]
says...
くくく・・・ウルトラ地味なヒロイン谷口美穂、ですか。最近はその状態を脱しつつありますね。あ、もう脱してるか。
読んでいてとっても面白かったですよ~。最高です。
綾乃は性格からして美穂の行動が“信じられない状態”なんだろうと思います。まるで未知の生物の行動を予測し対処する。そんな感じなんじゃないでしょうか。
綾乃の近くには他にもそんな未知の生物が生息していますからね。観月やら智之やら・・・。
その仲間にジョセフも入りそうな勢いで彼もトンチンカンですね。
すごくおしゃれで格好いいのに、なにか抜けている。そこら辺りが母性本能を刺激するはずなのに、どうしたことか美穂は恐縮するばかり・・・・
困ったものです。ポールとの別れが不完全な状態で留まっているからでもあるのでしょうが、やっぱり美穂の性格かな?
ジョセフの公平な態度は格好いいですけど、自信の表れでもあるのかな。
理詰めで着々と外堀を埋めていきますね。綾乃というアドバイザーもいるし。
「ファーストネームで呼んでくれないか」ですからね。
美穂は頷いた・・・だし。
ポール、どうするんだろう?ちょっと風向きが悪いよ。
サキは外野スタンドの最上段から双眼鏡でゆっくりと見せてもらいます。
またとんでもない魔球が来るのでしょうか。
こういうの、すごく面白いんですもの。
2015.02.17 12:06 | URL | #0t8Ai07g [edit]
says...
こんばんは。

いや、美穂には異常事態ですが、たったの二人じゃないですか。モテ君なんて常時あれだし……。

ジョセフは、綾乃にいわせると「そんなだからいつまで経っても独身なんですよ!」なんだそうです。
不思議ですね。

そして、私がストレスマックスです(笑)
三人とも全然動かないのってどうなんでしょう!
こんな無茶な組み合わせで三角関係書いたの生まれて初めて(orz)

コメントありがとうございました。
2015.02.17 19:51 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
こんばんは。

いや、地味なままですから!
大体、この子は三角関係なんて器じゃないんだけれど、どうしましょう。

綾乃はもどかしくて悶死寸前でしょうね。
「なにやってんのよ、二人とも!」って。
正直なところ、三人のうち一人でも綾乃みたいだったら、こんなストレスマックスな小説にならないんですけれど。そもそも、綾乃みたいな優秀で素敵な美少女が側にいるのに、なぜジョセフは美穂を……。今世紀最大の謎。

自信があるのか、ヘタレなのかまだよくわからないのがジョセフです。
TOM-Fさん曰く、ジョセフは失恋慣れしているそうです。何故なんだ。詰めが甘いのかな。
だから、お借りして書く時にも、若干詰めを甘く書きました。
「敵に塩なんか送っている場合か。そこで押せ! 何やっとんねん!」と罵倒しながら書いていました(笑)


> 「ファーストネームで呼んでくれないか」ですからね。
> 美穂は頷いた・・・だし。

ああ、これはね。いくら言っても「姉貴」と呼んじゃう誰かさんみたいな例もありますから。

で、ポールさんがどんな大暴球を投げてくるのか、もしくはTOM-Fさんが再参戦するのか、ちょっとよくわからないままに怯えている私です。サキさんも、見守ってくださいね〜。

コメントありがとうございました。
2015.02.17 20:22 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
更新、お疲れ様でした。

公開前にいろいろとお心遣いをいただき、ありがとうございました。
ジョセフの、ジャーナリストとしての見識と、人生の先輩として美穂にした「忠告」には、素直に感動しました。こういう強さを持った人間だということを漠然と考えていましたので、八少女夕さんが描き出したジョセフ・クロンカイト像は、私のイメージにぴったりと合っていました。感心するとともに、ちょっとびっくりです。
綾乃もキュートだし、キャラを使っていただいて良かったと思っています。今後、この二人を書く際に、参考にさせてもらいますね。

綾乃からの入れ知恵でデートの雰囲気も変わって、これで距離もぐっと近づいた……と思いきや、そうきましたか(笑)
まあ、たしかに私の書いた話では、ジョセフも積極的に動いていませんからね。ふわっとした感じで終わらせちゃって、これでポールからまた誘いがあって、美穂がそっちにいっちゃってもそれはそれでしかたないか、と思っていましたので。ていうか、この流れって、そういうフラグ立ってません? え、まだチャンスあるんですか? 頑張れば、美穂をヨメに貰えると(いやヨメとは決まってないか)
どうしようかなぁ。
ジョセフって、あまり家庭向きな男じゃないんですよね。綾乃もそうですけど、ジャーナリストなんて仕事をしてると、いつなんどき……まあ、その、ねえ……(以下自粛)
ああでも、せっかくお膳立てしてもらったのになぁ。
ん、なんか、作者の私までグルグルしはじめたような(笑)

あ、今世紀最大の謎については、ジョセフから見たら綾乃はまだまだ「子ども」で、人生経験を積んで人間的な深みのある「大人」の美穂に魅力を感じた、ということです。
そして、詰めは甘いですね。いざというところで躊躇してしまう。仕事に自信はあっても、恋愛関係や家族関係には自信がない(いろいろあった模様)。だから、相手に決定権を委ねようとする。それを優しさだと勘違いしているんですね。一言で言うと、ヘタレです(爆)
2015.02.18 07:25 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

このたびは、ご協力、ありがとうございました。
今回の目的は、「なんとかして美穂からポールに連絡を取る」だったんですが、 向こうは一歩も動いてくれないし、本当に手詰まり。それで唯一不自然ではない解決法が「ジャーナリストを使う」で、「立ってるキャラは恋敵でも使え」になってしまいました。

ジョセフは、去年の作品を読ませていただいた時からこういうイメージでした。
綾乃が「ポーカーフェイスが不得意」の裏側には、「ジョセフは、あまり自分の感情や手の内を見せたりしないんだろうなあ」という印象がありました。それに公正で正義感の強いジャーナリストだから、たとえ自分に不利になることでも、曲げられないというのはあるかなあと。

これまで、何回かポールに関しては書いてきたんですが、「どうして美穂はポールに惹かれたか」を客観的に読者が理解できる内容を書いてきたつもりです。この二回で、ジョゼフについて書くことで、どちらのキャラも「それぞれに悪くないぞ」まで持っていかないとな、というのはありました。

美穂の心の中はともかく、立場的には現在、五分五分です。ポールもジョセフも美穂とはハグどまり。面と向かって告白もしていないし、「言葉の途切れる甘い瞬間」みたいなものもまだ皆無。どちらも一目惚れやみかけが好みというのとは違いますしね。ポールには一緒に働いていた長い時間の思い出がありますが、ジョセフには地の利があります。

ポールがこのまま連絡してこなければ、ジョゼフの不戦勝です。ポールが連絡してきた場合、どちらが射止めるかはポールとジョセフの頑張り具合によります。

「美穂は差し上げます」というのは、美穂の心か体(もしくは両方)を射止めた方にお譲りしますので、ゲストキャラとしてではなく、本編キャラとしてどうぞご自由にお使いくださいという意味です。嫁にしようが、それぞれの港で待っている女たちの一人にしようと、ポイ捨てにしようとご自由に(笑)あ、でも、面倒なら捨て置いてもかまいませんよ。その場合は、ポールの不戦勝か、三方一両損(用法違う)。

そして、ジョセフやっぱり詰めが甘かったんだ(笑)
三人ともこんなで、この話、大丈夫かな。デッドロックのまま終わりそうな氣がしてきた……

ご協力と、コメント、どうもありがとうございました。
2015.02.18 21:01 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
というわけで、敗色濃厚ですがプレゼンしてみました。

こいつ、正攻法しか考えられない必要以上にマジメなやつみたいでありますな。(^_^;)

http://crfragment.blog81.fc2.com/blog-entry-2487.html?sp
2015.02.23 06:35 | URL | #0MyT0dLg [edit]
says...
こんばんは。

おお、リアルの忙しい時に、本当にありがとうございます。

え。嫌だなあ、敗色濃厚だなんて、そんな弱氣な。
私は五分五分だと思っているんですが。

プレゼンテーションその2があるかどうか、ちょっと待ってみますので、その前にちょっとだけ別視点を一本だけはさみます。で、その後に私の書く「マンハッタンの日本人」は最終回かな〜。

泥沼への果敢なチャレンジ、感謝です。
2015.02.23 20:47 | URL | #9yMhI49k [edit]
says...
連投、失礼します。

西海岸からの動きに合わせて、こちらもプレゼンさせることにします。
やはりここは、正々堂々の真っ向勝負でいきます。

今、書いていますので、ちょっとお待ちくださいね。
2015.02.25 14:51 | URL | #V5TnqLKM [edit]
says...
こんばんは。

お付き合い、ありがとうございます!
いいなあ、美穂。ぶつぶつ。

急ぎませんので、どうぞよろしくお願いします。

再参加、感謝です!
2015.02.25 21:25 | URL | #9yMhI49k [edit]

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